ディーゼル車向け尿素水不足問題、1月中に正常化へ 経産省

AdBlueの補給(ボルボ)
AdBlueの補給(ボルボ)全 1 枚

経済産業省は12月24日、ディーゼル車に必要な尿素水「アドブルー」が不足している問題で、国内生産事業者をはじめとする関係者と連携して対応し、2022年1月中に国内供給量が平時の需要量を上回る見通しになったと発表した。

アドブルーはディーゼル車の排ガス中の、NOx削減に利用される。アドブルーの原料となる尿素が主要生産国である中国からの輸入停止で、国内でもアドブルーが不足している。ECサイトではアドブルーを個人間で高額転売されている。ディーゼル車の稼働にはアドブルーが必要不可欠で、懸念する声が上がっている。

経済産業省ではアドブルーの原料となる尿素の国内生産事業者に対し、最大限の増産を要請しており、国内生産事業者による最大限の増産が進んでいる。これによって1月中には、原料となる尿素の国内供給量が平時における需要量全体を上回る見通しで、中国以外からの輸入も拡充されているという。

また、経済産業省ではアドブルーの高額転売に関して注意喚起するなど、高額転売対策を進めていく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 軽キャン人気継続も新型キャブコン登場で話題…キャンピングカーランキング 5月
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る