ソニー、VISION-Sの第2弾「SUV」を発表…CES 2022

ソニーがCES 2022で発表したVISION-S 02(左)とセダンタイプのVISION-S 01
ソニーがCES 2022で発表したVISION-S 02(左)とセダンタイプのVISION-S 01全 13 枚

ソニーグループは1月4日、米国ラスベガスで5日より開催するCES 2022において、『VISION-S』のラインナップとしてSUVを新たに追加すると発表。合わせてソニーとしてEV事業参入の本格検討をするため、新会社「ソニーモビリティ」を2022年春に設立することも発表した。

【画像全13枚】

ソニーは2年前のCES 2020においてEVコンセプトカー「VISION-S」を発表した。その後もソニーは人に寄り添うモビリティとして進化を続け、安心・安全のための技術開発やアダプタビリティ、エンタテインメントを軸に開発を継続。そして今年のCES 2022では新たなフェーズとして、VISION-Sを「VISION-S 01」に改名、新たにSUV「VISION-S 02」を発表、広い室内空間を用いたエンタテイメント体験や、7人が乗車できるバリエーションなどを通して新たなライフスタイルを検証していく。

VISION-S 02のプラットフォームは公道走行試験等を展開中のVISION-S 01プロトタイプと共通のEV/クラウドプラットフォームを採用し、SUVならではの広い空間を使ったエンタテイメントを体験しながら移動できるSUVとしている。

ソニーが得意とするCMOSイメージセンサーやLiDARなど全40個のセンサーによるセンサーフュージョンによって、周囲360度を認識・把握して安全運転を支援。緊急車両の走行などの周辺環境の状況を車内でも的確に判断できるよう、車内の音響システムやHMIシステムと連携した直感的なドライバーインタラクションも提供するという。

VISION-S 02はSUVらしい広い室内空間を特徴とするVISION-S 02はSUVらしい広い室内空間を特徴とする

また、ソニーのセンサー技術と通信技術を用い、より安全により快適なモビリティを実現するADAS(運転支援機能)として、自動運転の「 Level 2+」の公道リリースに向けた機能検証を欧州で行っているとも伝えられている。5Gを活用した実証実験も実施中だ。

そして、ソニーの真骨頂であるエンタテイメントにおいては、立体的な音場を実現するシートスピーカーと「360 Reality Audio」に対応したストリーミングサービスを継続して搭載し、没入感のある音楽体験を提供する。車室内の前方パノラミックスクリーンに加え、リアシート各席にはディスプレイを備えて映像配信サービス「BRAVIA CORE for VISION-S」も搭載した。さらに、自宅のPlayStationにリモート接続してのゲーム体験やクラウド経由でストリーミングすることも可能としている。

VISION-S 01が登場以来、EVとして販売するのか否か、噂は耐えなかったが、本日ソニーはようやくその販売に向けた検討の開始を正式に発表した。製造はマグナ・シュタイヤーが継続して担当すると見られるが、これを機にソニー製EVの販売が現実味を帯びてきたわけだ。ソニーの参入によって、EVの新たな指標が示されるかもしれない。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
  2. 新東名・NEOPASA浜松で「“航空祭”フェスティバルIV」開催! 6月13日から
  3. トヨタ『ライズ』がRAV4デザインに!? 次期型が驚きの進化、国内トップSUVの最新情報
  4. 車の黒樹脂パーツが白くなる原因と対策、洗車後に差が出るメンテナンス方法~Weeklyメンテナンス~
  5. ホンダ『N-BOX』の運転席を収納力アップ! 簡単設置の専用「ダッシュボードトレイ」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. BYD、Huawei、Xpengが示す中国自動車産業の次なるステージとは…匠新[インタビュー]
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. AIドライブレコーダーで道路損傷を自動検出、「道路巡回ソリューション」共同開発…電気興業とサイバーコア
  5. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
ランキングをもっと見る