トヨタ ハイラックス に「GR SPORT」、日本とは顔が違う…2022年夏欧州発売へ

グリルやバンパーのデザインが日本仕様と異なる

ブラックレザーと合成スエードを組み合わせたスポーツシート

専用チューンされたサスペンション

最大トルク51kgmの2.8リットルディーゼル

トヨタ・ハイラックス 改良新型の「GR SPORT」(欧州仕様)
トヨタ・ハイラックス 改良新型の「GR SPORT」(欧州仕様)全 9 枚

トヨタ自動車の欧州部門は1月3日、改良新型『ハイラックス』(Toyota Hilux)に「GR SPORT」を設定し、2022年夏に欧州市場で発売すると発表した。

写真:トヨタ・ハイラックス 改良新型の「GR SPORT」(欧州仕様)

「GR」は、もっといいクルマづくりを目指すトヨタGAZOO レーシングが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどのモータースポーツ活動を通じて車と人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズだ。

◆グリルやバンパーのデザインが日本仕様と異なる

日本市場向けの改良新型ハイラックスには2021年10月、『Z GR SPORT』が追加でラインナップされた。今回欧州で発表されたモデルと、日本市場向けのZ GR SPORTでは、フロントマスクなどが異なっている。その違いは、グリルやバンパーのデザインに起因する。

欧州向けの改良新型ハイラックスのGR SPORTには、個性を際立たせるスタイリングを採用した。黒いフロントグリルは、専用のGパターンメッシュ仕上げとした。トヨタのブランドエンブレムの代わりに、「TOYOTA」のクラシックなエンブレムが、グリル中央に配される。このエンブレムは、1980年代初頭の第4世代のハイラックスに触発されているという。

力強いフロントデザインは、新設計の大型フロントフォグランプサラウンドによって強調された。17インチのアルミホイールは、コントラストのある黒と機械加工仕上げが施され、オールテレーンタイヤを装着する。ブラックのテーマは、ドアミラーカバー、サイドステップ、オーバーフェンダー、テールゲートハンドルにも反映された。

トヨタ・ハイラックス 改良新型の「GR SPORT」(欧州仕様)トヨタ・ハイラックス 改良新型の「GR SPORT」(欧州仕様)

◆ブラックレザーと合成スエードを組み合わせたスポーツシート

キャビンには、ブラックレザーと合成スエードを組み合わせた新しいスポーツシートを装備する。このシートには、赤いステッチが施された。GR SPORTのロゴは、シートバック、カーペット、スターターボタン、インフォメーションディスプレイのアニメーショングラフィックにあしらわれる。

ステアリングホイールには、パドルシフトが付く。アルミ製スポーツペダルを装着。カーボンファイバースタイルのトリムインサート、インストルメントパネルの赤いアクセントライン、ドアパネルの青いイルミネーションも専用だ。

この他、LEDヘッドライトとコンビネーションランプ、スマートエントリー、プッシュボタンスタート、デュアルゾーンエアコン、ダウンヒルアシストコントロール、オートLSDが装備されている。

トヨタ・ハイラックス 改良新型の「GR SPORT」(欧州仕様)トヨタ・ハイラックス 改良新型の「GR SPORT」(欧州仕様)

◆専用チューンされたサスペンション

サスペンションシステムはアップグレードされた。新開発のモノチューブショックアブソーバーとフロントスプリングを採用する。モノチューブ設計により、ピストン面積が大きくなり、減衰性能が向上。さらに、レスポンスが速くなり、冷却性能も向上するという。また、過酷な条件での走行時に、ユニット内のオイルの性能品質を維持するのにも役立つという。

フロントコイルスプリングは強化されており、新しいショックとともに赤く塗装された。GR SPORTの特別なキャラクターを際立たせるのが狙いだ。これらの変更により、ベース車両のハイラックスと比較して、操舵力やレスポンス、直進性能、フラットな乗り心地、安心感のあるロールとリアグリップの感触など、ハンドリング特性が向上しているという。

また、新しいセットアップは、高周波振動への高速レスポンスを高めた。減衰性能の向上により、乗り心地にも大きく貢献している、と自負する。

◆最大トルク51kgmの2.8リットルディーゼル

GR SPORTには、パワフルな2.8リットルディーゼルエンジンを搭載する。この2.8リットルの直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、最大出力204hp/3000~3400rpm、最大トルク51kgm/1600~2800rpmを発生する。トランスミッションは6速ATを組み合わせた。

GR SPORTは、ダブルキャブのみを用意し、クラス最高の優れた耐荷重性能を維持しているという。最大積載量は1トンで、最大3.5トンのブレーキ付きトレーラーを牽引できる、としている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期スズキ『ソリオ』は“走り”で逆襲! 新世代HEV採用で2027年以降登場か?
  2. ゴードン・マレー『S1』発表、V12自然吸気690馬力を6速MTで操る…世界64台限定
  3. メルセデスベンツ傘下のYASA、レアアース不使用のアキシャルフラックスモーター開発へ
  4. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  5. ヤマハモーターエンジニアリング、保育現場の負担を軽減する「電動アシストお散歩カー」開発、9月受注開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. トヨタ・モビリティ基金、欧州水素地域イニシアチブ始動…最大5地域を支援
ランキングをもっと見る