ZF、自動運転システムをベトナムEVメーカーと共同開発へ…CES 2022

ZFの次世代の自動運転システムのイメージ
ZFの次世代の自動運転システムのイメージ全 5 枚

ZFは1月5日、米国ラスベガスで開幕したCES 2022において、ベトナムのEVメーカーのビンファストと次世代の自動運転システムを共同開発すると発表した。

ビンファストは、ハードウェア、ソフトウェア、システム統合に関するZFのノウハウを活用する。近い将来、高度な自動運転を可能にするプラットフォームを実用化する予定だ。

ZFは、カメラ、レーダー、LiDARをはじめ、セントラル・コントロール・ユニットのネットワークに接続するためのセンサーフュージョンをビンファストに納入する主要なシステムパートナーになる。これにより、ビンファストとZFは、自動運転レベル2+、渋滞や高速道路走行時の自動運転、自動バレーパーキングといった機能の開発が可能になる。

中国、ドイツ、北米などのZFのグローバルエンジニアリングチームが共同開発したビンファストの自動運転システムとレベル2 +の機能は、2022年半ばから段階的にビンファストの新型EVに搭載される予定。これは、センサーセットとセントラルコントローラーを活用し、都市部や高速道路、駐車時にレベル3の高度な自動運転を可能にする。

また、このシステムは、車両のセンサーセットに依存するように設計された最初のシステムであり、事前マッピングや駐車場への設備工事を必要としないZFの自動バレーパーキングソリューションが含まれる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る