シトロエン C5エアクロス 改良新型にPHV、EVモードは55km…欧州設定

PHVシステム全体で225hpのパワー

「魔法の絨毯」のような乗り心地を追求

最新の先進運転支援システムを20種類用意

シトロエン C5 エアクロス SUV 改良新型のPHV
シトロエン C5 エアクロス SUV 改良新型のPHV全 21 枚

シトロエンは1月12日、改良新型『C5エアクロス』(Citroen C5 Aircross)に、欧州でプラグインハイブリッド車(PHV)を設定すると発表した。

写真:シトロエン C5 エアクロス SUV 改良新型のPHV

◆PHVシステム全体で225hpのパワー

PHVパワートレインは、エンジンが直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力180hpを発生する。エンジンと8速ATの間にレイアウトされるモーターは、最大出力110hp、最大トルク32.6kgmを引き出し、システム全体で225hpのパワーを獲得する。駆動方式は4WD。バッテリーは蓄電容量13.2kWhのリチウムイオンで、後席の床下に搭載される。

EVモードは最大航続距離55km、最高速は135km/hとした。EVモードで走行している時には、ルームミラーの下の青いランプが点灯する。この青いランプは外部から見えるので、EVモードで走行している車両と識別できる。この機能により、ドライバーは欧州の都市部で導入されている交通規制区域(ローエミッションゾーン)に簡単にアクセスできる。EVモードで走行中には、30km/h以下でサウンド発生装置が作動し、歩行者や自転車に車両の接近を知らせる。

バッテリーの充電は、家庭用のコンセント(出力3.7kW)でおよそ7時間だ。出力7.4 kWのチャージャーを利用すれば、およそ2時間で充電できる。

シトロエン C5 エアクロス SUV 改良新型のPHVシトロエン C5 エアクロス SUV 改良新型のPHV

◆「魔法の絨毯」のような乗り心地を追求

油圧式のハイドロサスペンションで知られるシトロエン。改良新型には、「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」を採用した。開発にあたっては、20件の特許が出願された。シトロエンによると、滑らかかつ快適な「魔法の絨毯」のような乗り心地を追求しているという。

プログレッシブ・ハイドローリック・クッションは、通常のダンパーにセカンダリーダンパーが追加された構造の純メカニカルなシステム。ダンパーシリンダー内に第2のダンパーシリンダーが配されており、サイドには複数のポートが設けられている。セカンダリーシリンダーには、その内径にあったセカンダリーピストンが存在し、ストロークが進むとセカンダリーピストンがシリンダーに入り込み、ハイドロリックストップとして作用するポジション・センシティブダンパーだ。

これにより、サスペンションが小さく細かく動く状況や、サスペンションのストロークスピードが低い状況では、減衰力が小さくソフトな乗り心地を可能にする。サスペンションが大きく動く状況では、セカンダリーピストンとシリンダーが生み出す減衰力で衝撃を吸収するという。

シトロエン C5 エアクロス SUV 改良新型のPHVシトロエン C5 エアクロス SUV 改良新型のPHV

◆最新の先進運転支援システムを20種類用意

また、自動運転を見据えた最新の先進運転支援システム(ADAS)を20種類用意する。道路標識認識、アクティブセーフティブレーキ、ストップ&ゴー機能付きのアダプティブクルーズコントロールなどが採用された。このうち、ストップ&ゴー機能付きのアダプティブクルーズコントロールは、先行車を検出し、車両が停止するまで自動的に安全な車間距離を維持する。

アクティブレーンキープアシストは、道路上の車線表示を認識。ウインカーを出さないレーンチェンジを検出した場合、ドライバーに警告を行う。また、車両が死角にある場合、ドアミラーのライトの点滅でドライバーに警告。車線逸脱警報システムが作動すると、ステアリングホイールに力が加えられ、衝突を回避する。

衝突リスクアラートは、30km/h以上の速度の時、前方車両に衝突する危険性があることをドライバーに警告。コーヒーブレイクアラートは、70km/h以上の速度で2時間運転した後、休憩を取るようドライバーに促す。

ハイウェイドライバーアシストは、アダプティブクルーズコントロールとストップ&ゴー、アクティブレーン逸脱警告システムを組み合わせ、特定の運転条件において、レベル2の部分自動運転を実現するもの。インテリジェントビームヘッドライトは、ハイビームとロービームの設定を自動的に切り替えることで、夜間の安全走行を支援する、としている。


《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 雨の日の視界を守るドアミラー対策 撥水・親水・バックカメラの水滴対策まで解説 ~Weeklyメンテナンス~
  2. 三菱『アウトランダーPHEV』が2028年フルモデルチェンジか!? 4モーター4WDの可能性も
  3. パナソニック、市販カーナビ生産を2027年3月に終了
  4. メルセデスAMG『CLE 646』発表、646馬力V8ツインターボ積む高性能クーペ…世界限定30台
  5. 純水洗車の「The Fleur MISATO」、「洗い放題.com」が埼玉・三郷にオープンへ…9月26日
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. デンソー、バッテリーパスポートサービス開始…欧州電池規則への対応を支援
  4. 物流のAI革命「ロジスティクス4.0」の先にある商用車の新ビジネス…ローランド・ベルガー 小野塚征志氏[インタビュー]
  5. 廃棄ガラスのフロート板ガラス水平リサイクルに成功、日本板硝子と板硝子協会が国内初実証
ランキングをもっと見る