次世代のブレーキチューニング! プロジェクト・ミューの新製品に注目…東京オートサロン2022

プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022
プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022全 11 枚

ブレーキキャリパー、ローター、パッドなどブレーキパーツ関連の総合メーカーとして名高いプロジェクト・ミューの東京オートサロン2022会場ブースには数多くの新製品が並びブレーキの新たなトレンドに関する提案もあり、次世代のブレーキチューニングを感じさせる展示となった。

【画像全11枚】

プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022

特にキャリパーとパッドには注目の新製品を投入してきた。中でもブース内のもっとも目立つ位置に展示されていたのがBSE4 MINIと呼ばれるモデル。鋳造アルミボディ(対向4POT)と専用1ピースローターを採用したモデルで、コペンなどの軽カースポーツに対応するモデル。軽カーのスポーツニーズに応える手軽でありつつハイパフォーマンスなモデルとした。

プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022

もうひとつの注目アイテムは4WD車向けに開発されたXC6。既にラリー参戦車などへの装着実績も持ち、そのパフォーマンスの高さは実証済み。特徴はオフロード走行で問題になるダスト問題。ピストン保護の観点からダストシール部分に工夫を施すことで対策。さらに路面からのヒットによるパイピングの損傷に顧慮し、ボディ外部へのパイプを露出をしない構造としたのも独特。ハイパフォーマンス化するオフロード車に最適なモデルとして注目が集まる。

プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022

またブースにデモカーを展示した新型86への開発も本格化している。中でもバランスの良さを感じさせるのがBSE4と呼ばれる新キャリパー。鋳造ボディ、4POTを備えてコストを下げつつコントロール性の高いブレーキング性能を備えたモデルとなっていてローターを同時投入する際にも予算配分をプランしやすい設定となった。同社にはよりハイパフォーマンスな6POTのモデルもあるので強力なストッピングパワーを求めるユーザーにも幅広い選択肢を用意しているのも同社ならでは。

プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022

ちょっと変わった新製品としてはBSE1に注目だ。こちらは片押し(シングルピストンスライダー)のキャリパーだが、ぱっと見は対向ピストンに見えるデザインを持っている。取り付けてしまえば外側からは片押しには決して見えないのでドレスアップの効果も満点だ。もちろん制動力も十分に高めてくれるのでドレスアップ効果+パフォーマンスアップにも効果ありのモデルだ。

プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022

一方、ブレーキパッドの新製品も展示された。注目モデルとなったのはHC+R3。かなりヘビーにサーキット走行をする(街乗り=2、サーキット=8の傾向)スポーツ指向のユーザーをターゲットにしたパッド。コントロール性重視の性能を備え踏み込んでもしっかりと制動をコントロールできるフィーリングが味わえる。

プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022

さらにCS3 REAR SHOEは“効かないシュー”(フェード性能などはアップしている)として開発されたモデル。近年スポーツ走行で問題になりがちなABSの不要な制御を緩和して、ドライバーの操りやすいブレーキフィーリングを引き出すのが狙い。

プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022

メーカー担当者の話ではドレスアップユーザーが大径ホイールを履きこなしブレーキを強化するケースが多くなっているが、大径ホイールで制動力の不安が出てからブレーキを強化するのではなく、先にブレーキを強化して走りを楽しめるクルマを作った上でホイールをグレードアップするのが走りとドレスアップを共存できる得策だと提案する。

プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022プロジェクト・ミュー/東京オートサロン2022

そのため純正足回りにポン付けできるキャリパーのラインアップも充実しているので、まずはキャリパー&パッドの強化でブレーキをグレードアップする手法でチューニングするのはすでにひとつの正攻法となっている。ブレーキパーツの強化で愛車をもっと楽しめるクルマにグレードアップしていこう。

《土田康弘》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ『ミッションS』世界初公開、911を超える新型スーパースポーツに
  2. ホンダ『WR-V』改良新型、インドで先行発表…新グリルとLEDで表情変化
  3. 日産『ノート』次期型、2027年12月発売か? 第3世代 e-POWER搭載へ
  4. テスラが本当の「空飛ぶクルマ」を作った、ロケット推進の新型『ロードスター』発表
  5. 【スズキ Vストローム250 試乗】速さもアドレナリンも要らない!“旅バイク”の真価を教えてくれる…青木タカオ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 廃棄ガラスのフロート板ガラス水平リサイクルに成功、日本板硝子と板硝子協会が国内初実証
  3. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
ランキングをもっと見る