ピニンファリーナの1900馬力ハイパーEV、『バッティスタ』…2022年春から生産へ

カーボン製のモノコックとボディパネルの組み合わせ

0~100km/h加速2秒以内で最高速350km/h

急速充電は25分でバッテリーの80%の容量を充電可能

アウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタ
アウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタ全 13 枚

アウトモビリ・ピニンファリーナ(Automobili Pininfarina)は1月18日、ハイパーEVの『バッティスタ』の生産を、2022年春からイタリアで開始すると発表した。

写真:ピニンファリーナ・バッティスタ

アウトモビリ・ピニンファリーナは、イタリアのデザイン工房、ピニンファリーナの親会社であるインドの大手自動車メーカーのマヒンドラ&マヒンドラ(マヒンドラ)が立ち上げた新ブランドだ。その最初の市販車が、EVハイパーカーのバッティスタだ。バッティスタとは、ピニンファリーナの創設者のバッティスタ・ファリーナ(Battista Farina)氏に敬意を表すネーミングとなる。

◆カーボン製のモノコックとボディパネルの組み合わせ

バッティスタのボディ構造は、フルカーボンファイバー製のモノコックに、カーボンファイバー製ボディパネルを組み合わせる手法で軽量化した。車体の前後はアルミによる構造として、衝突時の衝撃を吸収する。

インテリアデザインは、エレガントさを追求しながら、ドライバーが運転に集中できるインターフェースを取り入れた。ドライバー正面には、小型ディスプレイモニターがレイアウトされ、重要な情報を表示する。

コンパクトなステアリングホイールの両側には、ドライバーに向けた大型ディスプレイモニターを設置したデジタルコックピットを採用する。左側の画面で車両のダイナミクスとパフォーマンスをコントロールし、右側の画面でメディアとナビゲーションを操作する。ピニンファリーナによると、最小限のボタンとスイッチで、ドライバーが車と対話する方法を直感的に作り出したという。

アウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタアウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタ

◆0~100km/h加速2秒以内で最高速350km/h

バッティスタでは、ドライバーが求めるドライビング体験を可能にするため、「カルマ」、「プーラ」、「エネルジカ」、「フュリオサ」、「カラッテレ」の5種類のドライブモードに異なる運転特性を設定した。このうち、フュリオサモードでは、4個のモーターが合計で最大出力1900hp、最大トルク240.6kgmを引き出す。パワフルなモーターが4輪を駆動し、トルクベクタリング機能も採用した。0~100km/h加速2秒以内、0~300km/h加速12秒以内、最高速350km/hの性能を発揮する。

リマックから供給を受けるリチウムイオンバッテリーは、センタートンネルとシート後方に、T字型にレイアウトされ、蓄電容量は120kWhとした。1回の充電での航続は、最大500kmの性能を備える。

ブレンボ製のブレーキは、カーボンセラミックを使用する。ローター径はフロント、リアともに390mmだ。キャリパーは、フロント、リアともに6ピストンとした。リアには、エアブレーキ機能が備わっている。

アウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタアウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタ

◆急速充電は25分でバッテリーの80%の容量を充電可能

バッティスタ専用の充電システムを開発した。ピニンファリーナがデザインした特注のウォールボックスと新たな充電パートナーシップにより、バッティスタの顧客は自宅や外出先で、簡単に充電することが可能になる。

自宅充電用のウォールボックスのデザインは、バッティスタのボディラインに触発されたものだ。バッティスタのボディカラーと同じ色で、ウォールボックスを仕上げることができる。

また、アウトモビリ・ピニンファリーナは外出先での充電について、世界最大のEV充電ネットワークのひとつ、「ChargePoint」と提携を結んだ。この提携により、バッティスタの顧客は、無料で5年間、無制限にChargePointの充電ステーションを利用できる。出力180kWのDC急速充電システムを使用すると、25分でバッテリーの80%の容量まで充電できる、としている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
  2. 【ホンダ インサイト 新型試乗】インテリアも走りも“ゆったり”、ICEから乗り換えても違和感なし…島崎七生人
  3. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  4. 『ランクル250』装着時でも高さは2.1m以下、カーメイト『INNOフラットデッキベース』ルーフレール車専用モデル発売
  5. アーチオンの株価が3日続伸…今期の通期利益は大幅上振れへ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  4. ams OSRAM、CMOSイメージセンサー事業を米インディー・セミコンダクターに売却…AIフォトニクス・ARに集中
  5. ブリヂストンとNXタイロジスティクス、使用済みタイヤの資源循環などで覚書締結
ランキングをもっと見る