グッドイヤー、配達ロボット車両向けにエアレスタイヤを開発

スターシップの自律走行ロボット車両
スターシップの自律走行ロボット車両全 1 枚

グッドイヤーは1月18日、スターシップテクノロジーズの自律走行型配達ロボット車両用に非空気式タイヤ(NPT=エアレスタイヤ)を開発し、テストを実施していると発表した。

スターシップテクノロジーズは、グッドイヤーの投資部門が出資するベンチャー企業の一つ。宅配やフードデリバリー用の配達ロボット車両を開発。1000台以上のネットワークを運用し、これまでに世界中で数百万マイルを移動し、200万件以上の自律型配達を行っている。

グッドイヤーは、スターシップの配達ロボット車両のタイヤ寿命を延ばし、メンテナンス作業を軽減するために特別設計のエアレスタイヤを開発した。両社は米国ボーリング・グリーン州立大学にて実地試験を開始。車両にタイヤを装着した状態での初期試験データでは、トレッド摩耗、ブレーキ、振動減衰に関して良好な結果が得られている。

配達ロボットには信頼性が高く、24時間、世界中で動かし続けることができるタイヤが必要となる。グッドイヤーは実地試験を勧め、タイヤの安全性担保とメンテナンスに関するスターシップの要望に応えていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る