スタイルは純正を崩さない大人のムード…アウディ A5 後編[カーオーディオニューカマー]

car audio newcomer! アウディ A5(オーナー・石橋燎さん) by to be Style 後編
car audio newcomer! アウディ A5(オーナー・石橋燎さん) by to be Style 後編全 8 枚

スピーカー交換をスタートさせてDSPや音楽プレイヤーもふくめたしすてむあっぷを始めた石橋さん。コクピットのインストールスタイルはあくまでも純正を崩さない大人のムードを群馬県のto be Styleにオーダー。その完成度の高さにオーナーも大満足感。

試聴会で体験した高音質の惚れ込み
プレイヤーにはMM-1DKの投入を決定

友人のクルマにインストールされているオーディオに影響を受けてスピーカー交換を開始した石橋さん。これをきっかけに、DSPアンプや音楽プレイヤーといったシステムを組み上げていくことになる。システムの調整機能を一手に担うDSPにはヘリックスのDSPアンプであるP-SIX DSPを選んだ。加えて操作性を考慮して同社のダイレクターを取り付けることにしている。

「ダイレクターは友人も使っていたので、DSPを使うならば取り付けようと思っていました。実際に使ったこともあったので操作性の良さも経験済み、操作に慣れていることもあったので迷うこと無くオーダーしました」

さらに音楽プレイヤーにはビーウィズのミラーメディア・MM-1DKをチョイス。質の高い再生は高音質オーディオには必須だと感じていたオーナーが厳選したユニット。出力はオーディオテクニカのDACを使って光デジタルをRCA出力に変換してDSPアンプに入力するシステムとしている。

「MM-1DKは思い入れが強いプレイヤーなんです。元々は純正オーディオでの再生を考えていたんですが、あるときビーウィズの試聴会があったので参加したんです。そこで聴いたデモカーの音がすごく良くて印象に残りました。そのデモカーに付いていたのがMM-1DKだったんです。そのため愛車にオーディオを組むときにはMM-1DKを使おうと決めていました」

コクピットのインストールデザインは
シンプルで純正を崩さない方向でオーダー

こうしてオーダーしたオーディオユニットすべてのインストール~調整が完成してアウディA5が納車された石橋さん。グレードアップした愛車の音を聴いてそのレベルの高さに満足することになる。

「最初に聴いた音は純正とまったく違っていて素直に“すごい!”と思いました。高い音も低い音もきっちり出ている、音の厚みもあって望み通りの音に仕上がっています。特に中域のボリューム感は好きな傾向なので気に入りました。いろいろな曲を聴いてみましたが、どんな曲でも良いんですよ。これなら曲調やジャンルは選ばないなと直感しました」

愛車の音の良さに満足したオーナー、それまでには今回インストールしたスピーカーを設置している他のクルマも聴いたことがあったが、ベースカーや取り付け、システムや調整でこんなにも音が違うことも実感したとか。またインストールでも自分なりのこだわりがあり、ショップとも相談して方向性を決めていた。

「スピーカーの取り付けはミッドバスはドアにインナーバッフルで取り付けてもらいました。またミッドレンジはAピラーに、ツイーターはドアミラー裏にインストールをお願いしました。いずれも純正内装に違和感なくフィットするデザインで仕上げてもらって、大人しいムードの取り付けになったので気に入っています」

純正に見える質の高いインストールは強く望んだ部分でもあったので、その完成度の高さがオーナーのフィーリングにピタリとマッチしたようだ。望み通りのサウンドを再生したのに加えて、デザイン面でもオーダー通りの仕上がりに満足度は倍増した。

オーディオでクルマの楽しみ方が一変
オーディオイベントにも参加を計画中

クルマが納車されると仲間と家の前の駐車スペースに集まることが多くなった。時間があれば集まって音楽を聴いたりダベっている。

「オーディオをインストールしてからは、ことあるごとに駐車場に集まってオーディオを楽しんでいます。そこでは新しく入れた曲を聴き合ったりしています。会話の中心はもっぱらオーディオのシステムアップの話です。またクルマも好きなのでオーディオに加えてホイールや外装ドレスアップの話題も多くて妄想がドンドン膨らむんです。そんな時間をすごく楽しんでいます」

仲の良いオーディオ仲間の友人とは今後は2台でオーディオイベントにエントリーしたいと考えている石橋さん。

「気の合う友人とイベントに行ったら楽しいだろうなあと思っています。コンテストに勝つために、と言うよりは仲間とイベントを楽しむのが目的です」

クルマの乗り換えと同時に満足のオーディオインストールが完成した石橋さん。そのサウンドもデザインも望んだ通りの仕上がりとなり快適なクルマ生活を送り始めている。しかし、早くも次なるシステムアップのプランを練り始めているとか。

「今のアウディA5の音には十分満足なんですが、いずれはフォーカルの上位スピーカーであるユートピアMにシステムアップすることも考えています。実際にこのスピーカーをインストールしたクルマを聴いたことがあるんですが、すごく良いんですよね。その前にドアのミッドバスをアウターバッフル化したいです」

念願のオーディオシステムアップを果たした石橋さん。オーディオの仲間との交流もますます深め、これまでに無いクルマの楽しみ方をどんどん広げつつあるようだ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

car audio newcomer! アウディ A5(オーナー・石橋燎さん) by to be Style 後編

《土田康弘》

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