五味康隆氏がぶっちゃけた!? 魅力的すぎるモデリスタ版のノア/ヴォクシーに注目…東京オートサロン2022

PR
モータージャーナリストの五味 康隆氏によるトークショーが行われた
モータージャーナリストの五味 康隆氏によるトークショーが行われた全 26 枚

東京オートサロン2022において、モデリスタは新プラットフォーム採用で全面刷新されたノア/ヴォクシーのカスタムカーをいち早く展示していた。

会場ではモータージャーナリスト五味康隆氏とトヨタカスタマイジング&ディベロップメントの企画担当者である芝田圭祐氏によるトークセッションが行われ、忖度なく鋭いツッコミを入れる五味氏と、必死に受け答えをする芝田氏のやり取りは非常に楽しく、ノア/ヴォクシーについて発表された商品の特徴や開発経緯などが語られた。(トークセッションの様子は記事後半のアーカイブ動画を確認してみよう!)

最新のプラットフォームで全面刷新されたノア/ヴォクシー

モデリスタ・ヴォクシー(左)& ノア/ 東京オートサロン2022モデリスタ・ヴォクシー(左)& ノア/ 東京オートサロン2022

ノア/ヴォクシーは、現時点で最新のプラットフォーム、ハイブリッドシステム、ECUアーキテクチャが搭載された最先端の車両と言え、0~40km/hで有効になるハンズオフ機能は高速道路などの渋滞ストレスを大きく減らしてくれる。アプリ連動のパーキングアシスト(サモン機能)は、ファミリーカーにこそ求められる機能だ。

内外装も大胆に変更と改良が行われ、特に2列目3列目シートの居住空間がアップしている。エクステリアはグリルの存在感がネットでも話題になるくらいだ。しかし、この見た目の迫力と存在感は、カスタマイズをするモデリスタとしては処理が難しかったのではないだろうか。トークセッションではノア/ヴォクシーそれぞれの共通パーツ、独自パーツについて商品企画担当 芝田圭祐氏が解説してくれた。

デザインコンセプトは「Brand new Elegance(ノア)」&「Sharp × VALOUR(ヴォクシー)」

モデリスタ/ 東京オートサロン2022モデリスタ/ 東京オートサロン2022

「モデリスタ ノア」は「Brand new Elegance」をコンセプトにしている。幅広いファミリー層に上質なミニバンを演出する。「モデリスタ ヴォクシー」は「Sharp × VALOUR」(鋭と剛)がコンセプトで、より先鋭的な造形やメッキパーツをデザインしたという。ただしデザイナーは、ベース車(ノーマル)の持つ迫力がモデリスタになっても損なわないという点にもこだわったという。

今回モデリスタが用意したカスタムパーツは、大きく分けると、フロントグリル、フロントスポイラー、サイドスカート、リアスカート、イルミルーフスポイラー、ミラーガーニッシュ、サイドドアガーニッシュ、バックドアガーニッシュとなる。

このうちノア/ヴォクシーでそれぞれ専用パーツとなるのがフロントグリルとフロントスポイラーだ。それ以外は共通部品となる。

純正交換キットでもイメージが大きく変化!ノアのフロントグリルに注目

モデリスタ/ 東京オートサロン2022モデリスタ/ 東京オートサロン2022

フロント回りのデザインはクルマのイメージや車格を特徴づける重要な場所だ。ノアのフロントグリルは、純正グリルを交換するタイプになっている。ノーマルですでにインパクトがある新型ノアで、インパクトは維持しつつエレガンスさを求めるという難題に、立体的な形状と加飾を加えることで挑戦した。ノーマルの幅広のグリル横ラインに、両端にL字型のメッキ加飾と細かい作り込みの形状が洗練さを醸しだしている。

モデリスタ/ 東京オートサロン2022モデリスタ/ 東京オートサロン2022

シグネチャーイルミブレードを加えると、さらにエレガントな印象に変化可能だ。フロントがほぼウィンドウとグリルというオリジナルデザインに対して、グリルの左右に縦型のイルミネーションランプを配置することで印象がさらにドレスアップする。

モデリスタ/ 東京オートサロン2022モデリスタ/ 東京オートサロン2022

ノアのフロントスポイラーは安定感のあるデザインとし、スポイラー上部のメッキ加飾を左右に伸ばしている。両端をコの字型に分岐させることで立体的な造形を生かした形になっている。

ヴォクシーはインパクトに“キレ”を加えたイルミネーションでスタイリッシュに

モデリスタ/ 東京オートサロン2022モデリスタ/ 東京オートサロン2022

ヴォクシーのフロントグリルはガーニッシュによる処理とシグネチャーイルミグリルでのドレスアップとなる。しかし、シグネチャーイルミグリルは、ヘッドライトの下側、一直線の横ラインに光る青色のイルミネーションランプだ。昼間でも視認性が高くなるよう輝度の高いLEDを利用している。

モデリスタ/ 東京オートサロン2022モデリスタ/ 東京オートサロン2022

元々がノアより押し出し感があるので、これ以上強調するよりガーニッシュと青色イルミネーションで洗練さとシャープさを追求した。これにより、迫力のあるフロントマスクに「キレ」もあるという「鋭と剛」の調和が表現されている。

モデリスタ/ 東京オートサロン2022モデリスタ/ 東京オートサロン2022

ヴォクシーのフロントスポイラーはメッキ加飾のラインが下部のふちに沿っており低重心な安定感を演出する。また、コーナー部分の前面の張り出しを増やして存在感と押しの強さを強調する。

印象的なリアビューをつくる“イルミルーフスポイラー” に注目

モデリスタ/ 東京オートサロン2022モデリスタ/ 東京オートサロン2022

ノア/ヴォクシーともリア周りのイチオシはイルミルーフスポイラーだろう。大型化されたルーフスポイラーはハイマウントストップランプの他、エッジ部分に沿った青色のLEDイルミネーションが特徴だ。イルミネーションパーツは、他メーカーのアクセサリーでも広がってきている。今後はドレスアップパーツとして欠かせない存在になりそうだ。

モデリスタ/ 東京オートサロン2022モデリスタ/ 東京オートサロン2022

サイドスカートも低重心や安定感を演出するよう、フロントからリアまでの流れを直線的にまとめていて、これに矢じりのような形のメッキパーツが加わり上質感を上げている。そしてリアスカートは下部に黒の台形部分を配しアクセントをつけ、ブラックアウト部分にもメッキパーツがあしらわれる。

モデリスタ/ 東京オートサロン2022モデリスタ/ 東京オートサロン2022

バックドアガーニッシュはナンバープレート両側に配置されるブラックアウトパーツだ。これにもメッキ加飾が施されリアの存在感が増す。ノーマルがフロントに比べて平面的であるが、イルミルーフスポイラーとリアスカートと組み合わせると、フロントに負けない精悍なリアを実現できる。

本音トークも交えたセッションはギリギリラインの攻防が見所!

トークセッションは、モータージャーナリストである五味康隆氏を迎えて行われた。1月15日と16日の2回のセッションがあり、15日はノアをテーマに、16日はヴォクシーについて語られた。

それぞれ、芝田氏が商品概要や機能などを説明し、五味氏が鋭く質問する形式でトークが進められた。五味氏はトークセッションで、フロント・リアのイルミネーションが今後自動運転中の外部表示に応用される可能性を指摘したり、モデリスタのホイールを選ぶ場合には新車交換にしないほうがスタッドレス用に純正ホイールを残せるとライフハックを披露するなどした。

また「モデリスタのグリルはなんでトヨタのエンブレムを外すんですが」など、本音トークも炸裂し、会場を湧かしていたトークセッションの模様は、当日のライブ配信の他、モデリスタのオートサロン特設サイト、YouTubeチャンネルでもアーカイブ視聴ができる。トークの詳細が気になる人はチェックしてみるとよいだろう。

また、このNOAH MODELLISTAとVOXY MODELLISTA は2月11日 (金) ~ 13日 (日) に行われる大阪オートメッセでも展示予定。こちらはモデリスタホームページに情報が公開される日を待ちたい。

モデリスタ 東京オートサロン2022 スペシャルサイトはこちら

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 新型『CLA』を生産するメルセデスベンツ「最新デジタル工場」の現場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る