運転免許を返納するつもりはない人:13.4% …過半数は75-84歳 調査結果

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廃車・事故車買取専門のはなまるは、自動車の免許を取得したことがある30~70歳代の男女を対象に「車の乗り換え・廃車に関する調査」を実施、2月3日に調査内容を発表した。その中で免許を返納したい年齢を尋ねたところ、過半数は「75~84歳」、「返納するつもりはない」は13.4%となった。

高齢ドライバーの手数料の改定や「運転技能検査」が2022年5月より開始される。それにともない免許返納への意識が高まると考えられる。はなまるが調査で何歳で免許の返納をしたいか質問したところ、最も多かった年齢層は、4人に1人以上が回答した「75~79歳(27.4%)」となった。

続いて「80~84歳(23.6%)」となり、合わせて過半数の人は「75~84歳」に返納したいことが分かった。また、「85歳以上(10.8%)」と回答した人は少数派だったが、8人に1人以上は何歳になっても「返納するつもりはない(13.4%)」と考えていた。

1位:75~79歳(27.4%)
2位:80~84歳(23.6%)
3位:70~74歳(15.2%)
4位:返納するつもりはない(13.4%)
5位:85歳以上(10.8%)

現在おもに乗っている車のタイプを質問したところ、3割近くが「軽自動車(29.9%)」と回答した。続いて多かったのは「コンパクトカー(19.2%)」で、1位と2位を合わせて約半数近くを占め、比較的小さめの車が多く乗られている。「スポーツカー(2.1%)」はランク外、かなり少数派だ。

1位:軽自動車(29.9%)
2位:コンパクトカー(19.2%)
3位:セダン(17.8%)
4位:ミニバン(14.2%)
5位:SUV(8.5%)
※自由に乗ることができる車がある人対象

車を乗り換えると想定した場合のパワートレインタイプに関する質問では、定番である「ガソリン車(38.4%)」が最も多く、僅差で「ハイブリッドカー(36.6%)」という結果だった。「電気自動車(17.2%)」と回答した人は2割弱。「水素自動車(2.2%)」という回答もあった。

車の乗り換え・廃車に関する調査
●調査方法:WEBアンケート調査
●調査対象者:免許取得経験がある30~70歳代の男女500名
内訳:廃車手続きをした経験がある男女250名・廃車手続きをした経験がない男女250名
一部免許返納者等を含む
●調査実施日:2022年1月17~20日

《高木啓》

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