ジープのピックアップ、グラディエーター お披露目…ジャパンキャンピングカーショー2022

ジープ・グラディエーター(ジャパンキャンピングカーショー2022)
ジープ・グラディエーター(ジャパンキャンピングカーショー2022)全 9 枚

FCAジャパンはジャパンキャンピングカーショー2022において、昨年12月に発表したジープグラディエーター』を公開した。

FCAジャパン代表取締役社長のポンタス・ヘグストロム氏(ジャパンキャンピングカーショー2022)FCAジャパン代表取締役社長のポンタス・ヘグストロム氏(ジャパンキャンピングカーショー2022)

◆ライフスタイルに挑戦

コロナ禍にあっても日本で快進撃を続けているジープブランド。生誕80年となった昨年、ジープの日本での販売台数は過去最高(1万4294台)となり、中でも好調な「ラングラー」は北米以外は2番目に大きい市場になった。

そして今回投入されたグラディエーターはFCAジャパンとして初導入のピックアップモデルである。日本向けには最上級グレードの「ルビコン」のみを販売。「オフロードの聖地にちなんだ名称で最強グレードだ」と紹介するのはFCAジャパン代表取締役社長のポンタス・ヘグストロム氏だ。

その特徴は、「5人が座れるキャビンに取り外し可能なルーフとドアに加えて、広大な荷台を後部に備え 牽引能力も万全だ」と説明。そしてポンタス氏は、「グラディエーターの可能性をフルに使いきれるか、それはユーザーのライフスタイルに挑戦するクルマだ。グラディエーターは日常を非日常へと変えてくれるだろう」とコメント。

ジープ・グラディエーター(ジャパンキャンピングカーショー2022)ジープ・グラディエーター(ジャパンキャンピングカーショー2022)

グラディエーターは昨年の12月に発表以来、200台を超える注文があるという。

ジャパンキャンピングカーショー2022においてFCAジャパンはグラディエーターとともにフィアットの商用車、『デュカト』を展示。ポンタス氏は、「両極端なこの2台は、ステランティスの現在の勢いと日本市場へのコミットメントを象徴している」と述べ、「SUVにホットハッチ、エレガントなセダンに商用車。ステランティスはビジョンを持って最先端技術と機能や電動化を盛り込み、ユニークで多彩な製品を手の届く価格でラインアップしている。そして、日本にワクワクをお届けしたい。グラディエーターやデュカトの2台は我々の日本市場へのコミットメントとパイオニア精神を象徴している」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る