ポルシェ 911カレラ に自然吸気が帰ってくる? 世代初の大幅改良へ

ポルシェ 911 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
ポルシェ 911 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 43 枚

ポルシェ『911』が現行型(992世代)として初の大幅改良を迎える。今回スクープサイト「Spyder7」はその最新プロトタイプを捉えることに成功した。

フィンランド・ラップランドで捉えたプロトタイプは、新設計のヘッドライトを装着、フロントバンパーに複雑なスリットを備える、より大型化されたコーナーエアインテークが確認できる。これは可変式である可能性が高い。またバンパーコーナーには奇妙なライトがあるが、実際のLEDデイタイムランニングライトとインジケーターを隠す一時的なものだろう。

サイドウィンドウから拡大されたショットでは、新設計されたフルデジタルダッシュボードが確認できる。

ポルシェ 911 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ 911 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

注目は後部で、追加のサイドベントと、中央にはデュアルエキゾーストパイプが装着されている。これは『ボクスターGTS』や『ケイマンGT4』などの排気口に似ており、スタンダードモデルに自然吸気エンジンが復活する可能性が高い。自然吸気4.0リットル水平方向6気筒ユニットはハイパフォーマンスモデルの「GT3」に搭載されており、間もなく「GT3 RS」にも搭載予定だ。911はもともと自然吸気を採用していたが、CO2削減などの理由から991世代後期型以降はダウンサイズターボを搭載している。

内外とも大きな進化が見られそうな911改良新型のワールドプレミアは、2023年初頭と予想される。リフトアップされたサスペンションと、異なるボディキットを備えた噂の「911サファリ」と同時デビューも期待できそうだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る