ジープ グランドチェロキーL に「リミテッドブラック」、シカゴモーターショー2022で発表

グロスブラック仕上げの専用7スロットグリル

10.25インチの助手席スクリーンをオプション設定

3.6リットルV6と5.7リットルV8エンジンを設定

ジープ・グランドチェロキー L の「リミテッドブラックパッケージ」
ジープ・グランドチェロキー L の「リミテッドブラックパッケージ」全 17 枚

ジープ(Jeep)は2月12日、米国で開幕したシカゴモーターショー2022において、『グランドチェロキーL』の「リミテッドブラックパッケージ」を初公開した。

グランドチェロキーLは、4世代目『グランドチェロキー』に設定された3列シート仕様だ。2列シート仕様と区別するために、「L」の名称が付く。

◆グロスブラック仕上げの専用7スロットグリル

リミテッドブラックパッケージでは、「リミテッド」グレードをベースに、20インチのグロスブラックアルミホイール、グロスブラックのアクセントとエンブレム、ルーフレール、専用の7スロットグリルを追加した。

さらに、自動ハイビーム付きヘッドランプ、新しいプレミアムLEDフォグランプ、グロスブラックのドアミラーカバー、ブラインドスポットインジケーター、補助ターンシグナルも装備されている。

インテリアは、カプリレザーシートを標準装備した。メモリー付きパワー8ウェイドライバーシート、メモリー付きパワー4ウェイドライバー/助手席ランバーアジャスターなど、プレミアムな機能を備えている。

ジープ・グランドチェロキー Lジープ・グランドチェロキー L

◆10.25インチの助手席スクリーンをオプション設定

10.25インチの助手席スクリーンを、オプション設定した。助手席の乗員向けに、ナビゲーション、カメラ映像、ビジュアルエンターテインメントを表示する。この助手席スクリーンには、ワイヤレスデバイスのコンテンツを「Uconnect5」システムで表示するために、HDMIプラグも備わっている。助手席の乗員が、後席ディスプレイの内容をモニターしたり、コンテンツの再生を開始したり、停止したりすることもできる。

後席には、高解像度のデュアル10.1インチのエンターテインメントディスプレイが選択できる。アマゾン(Amazon)の「Amazon Fire TV」が付帯しており、ビデオのストリーミング、ゲームのプレイ、音楽の再生、各種情報へのアクセス、ダウンロードしたコンテンツの視聴が、走行中の車内で行える。車載Wi-Fiホットスポットやモバイルデバイスホットスポットを通じて、Amazon Fire TVに接続できる。

後席のディスプレイは、16GBの内蔵ストレージを利用して、インターネット接続なしで、オンデマンドまたはダウンロードした「Prime Video」コンテンツを視聴できる。コンテンツを簡単に検索、起動、コントロールするために、アマゾンの音声アシストの「アレクサ(Alexa)」付きの音声リモコンが2個装備されている。

ジープ・グランドチェロキー Lジープ・グランドチェロキー L

◆3.6リットルV6と5.7リットルV8エンジンを設定

パワートレインは、ガソリン2種類だ。3.6リットルV型6気筒ガソリン「ペンタスター」エンジンは、最大出力290hp、最大トルク35.5kgmを発生する。

5.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力357hp、最大トルク53.9kgmを引き出す。両方のエンジンには、8速AT「TorqueFlite」を組み合わせた。V8搭載車の最大牽引力は3.2トンで、クラス最高という。

4WDシステムは、「Quadra-Trac 1」、「Quadra-Trac 2」、「Quadra-Drive 2」の3種類で、グレードに応じて搭載する。「Jeep Quadra-Lift」エアサスペンション、エレクトリックアダプティブダンピング、「Selec-Terrain」トラクションマネジメントシステムも採用している。

Quadra-Drive 2は、リアにエレクトロニックLSDを組み込む。3種類の4WDシステムすべてに、アクティブトランスファーケースが導入されており、トラクション性能を追求する。フロントのアクスルディスコネクトは、4WD全車に標準装備している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る