まさに草ヒロ状態!? いすゞ 117クーペ…ノスタルジック2デイズ2022

いすゞ117クーペ(ノスタルジック2デイズ2022)
いすゞ117クーペ(ノスタルジック2デイズ2022)全 13 枚

横浜市のパシフィコ横浜で開催された「ノスタルジック2デイズ」。ピカピカの旧車がひしめく会場で異彩を放っていたのが、車体に雑草が絡まるボロボロのいすゞ117クーペ』だった。

いすゞの旧車専門店イスズスポーツのブース。ここから起こすか、あるいは部品取りにするかと思わせる車両の隣に、最上級に仕上げられた同型車。その対比のインパクト狙いである。

この個体は1972年式で、イタリアから板金職人を呼んで仕上げた希少なハンドメイドモデル。3年前に海沿いの町から引き上げたといい、潮風を受けてかなりのダメージを受けている。しかし欠品がほとんどなく、まだ行けるのでは? という気にさせる車であることがミソ。いすゞスポーツの手によれば、こうした車が隣の1970年式117のようになるというわけだ。

同ブースに展示された『ベレット』1600GT(1965)は、もっと酷い状態だったという。「再生は不可能かと思われましたが、なかなかお目にかかれない希少な初期型ということもあり、残すべき個体だと判断して相当な手間と時間を掛けて仕上げました」と担当者。アルミ板に計器類が配されるダッシュボードや、フロントグリルのさざなみマーク(いすゞの旧社章)などが美しく蘇っていた。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る