愛犬のドライブ用アクセサリーを試せるHonda Dogブース、来場者の声も改良に反映【わんにゃんドーム2022】

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Honda Dogブース(わんにゃんドーム2022)
Honda Dogブース(わんにゃんドーム2022)全 44 枚

2月5日6日の週末、東海地区最大級のペットイベント「わんにゃんドーム2022」がバンテリンドーム ナゴヤ(愛知県名古屋市)で開催された。ペット関連企業を中心に約100のブースが出展する中、Honda車用純正アクセサリーの企画・開発・販売を行うホンダアクセスも大規模な展示を行った。

イベント出展で“体験できる場”を

ホンダアクセスは、愛犬との楽しいおでかけをサポートするブランド「Honda Dog(ホンダドッグ)」を通し、愛犬と一緒に快適に楽しむカーライフの提案を行っている。関東を中心に積極的に活動しており、ペットイベントでは常連の1社。過去には2020年に開催された「わんにゃんドーム2020」と「インターペット愛知」にも参加しており、東海地区では3回目の出展となった。

Honda Dogの製品を、飼い主が見て触って、愛犬を実際に乗せて体験できる機会として、ホンダアクセスはこうしたイベントを大切にしているという。来場者からは、「こんな便利なわんこグッズがあるんですね。早く知りたかった!」という意見も少なくないそうだ。同社は、各地のユーザーにもっと知ってもらうため、今後はさらに地域を広げ積極的に活動したいと語る。

愛犬との快適なドライブを提案

ブースには2台のクルマが展示され、それぞれにHonda Dogの各製品が装着されていた。来場者は、思い思いに愛犬と“試乗”して使い心地をチェックしながら、担当者の説明を熱心に聞いていた。

展示車の1台は、『フィット e: HEV Modulo X(イーエイチイーブイ モデューロ エックス)』。コンパクトなハイブリッドカーであるフィットをベースにしたコンプリートモデルだ。Hondaでは、車種ごとの性格や用途に合わせ、ホンダアクセスがチューニング(性能調整)を施したシリーズをModulo Xと呼ぶ。落ち着いたしなやかな乗り味を実現しているそうで、愛犬にも負担が少ないだろう。

このクルマには、後席に「ペットシートサークル」が装着されていた。長さ約85cm、幅が最大で54cmあり、25kgまで対応しているので複数の小型犬や大きめの中型犬でもゆったり過ごせる。床面にはしっかりした板材が入っているため、愛犬が動いても不安を感じることはなさそうだ。「ペット車外飛び出し防止リード」を合わせて使えば、運転の妨げになる心配もなく安心してドライブに集中できるだろう。このリードは、チャイルドシートを取り付けるISO-FIX金具を利用するため、簡単に装着でき安全性にも不安はない。

会場では販売も行っており、実際にペットシートサークルを購入した愛犬家に話を聞くことができた。地元に暮らすご夫婦は、愛犬のコーギーが歳をとった(10歳)ので、クルマの中で動き回らず落ち着いて過ごせる安全性の高いアイテムを探していたとのことだ。「さんざん触って」購入を決めたと言い、実物を見てじっくり検討できるのは、こうしたイベントのメリットと言える。

幅広い犬種に対応、進化したソフトケージ

2021年までの10年間で国内累計販売台数200万台を達成した軽自動車『N-BOX(エヌボックス)』シリーズから、「N-BOX Custom(エヌボックス カスタム)」も展示されていた。このクルマには、純正アクセアリ―の「ハンズフリースライドドア」が装着されており、ボディの下に足をかざすと自動でスライドドアが開閉するのが便利だ。広い開口部と高さのあるルーフのおかげで、中大型犬を抱っこしたままでも乗り降りができる。一方、フロアは低く設計されており、愛犬や人が乗り降りする際の負担も少ない。

N-BOXの車内には、助手席に装着することができるソフトケージが展示されていた。この製品はミニチュアダックスフンドの飼育数が多かった2014年頃に開発・発売されたそうで、トイプードルなど比較的体高の高い小型犬が増えてきた最近は、「うちの子は、頭がつかえてしまうんです」という意見が寄せられるようになった。そこで2021年に改良が施され、「ペットシートプラスわん2」としてリニューアルデビューした。

高さは増したが、万が一の事故の際にエアバッグが開いても中の愛犬には衝撃が伝わらない(ケージに干渉しない)設計は従来型と同様だ。燃えにくい生地を採用するなど、自動車メーカー純正品ならではの安心感を備えている。

汚れや傷を防止するクッション性のある撥水素材

後席全体を愛犬用スペースにできる「ペットシートマット」や、ドア内側の汚れや傷を防止する「ペットドアライニングカバー」なども実際に試すことができた。先に紹介した製品同様にどちらも表面撥水加工を施した素材でできており、クッション性の良さと汚れの付きにくさが愛犬家にはありがたい。家庭用洗濯機で丸洗いもできるため、アウトドアで思いきり遊んだ後でそのまま乗車しても大丈夫そうだ。

既にドアライニングカバーを使っているという来場者の愛犬(柴犬)は、ドアの内側に前脚をかけて窓から外をのぞくことが多いそうだ。「カチャカチャやって、結構傷が付いてしまうので(この製品は)ありがたいです。あと、滑り止めとしても役に立っています」とのことだった。

楽しいカーライフを演出する加飾アイテム

ホンダアクセスでは、愛犬家の社員が企画や使い心地の検証を行っているという。製品試作段階から実際に愛犬に乗ってもらい、快適性などをチェックするそうだ。中核メンバーである開発者は、愛犬と一緒に2014年のHonda Dogアクセサリースタート当時の商品開発から参加している。そのほかの担当者も犬と暮らした経験をもつ社員がほとんどとのことで、自動車の専門家としてだけでなく愛犬家としての気付きも商品開発に取り入れられている。

そんな愛犬家が作るHonda Dogの製品は、機能一辺倒ではないのも嬉しい。ドライブを楽しく演出するアイテムも用意されている。N-BOXの車内には「ペットセレクトノブ(肉球)」が取り付けられていた。シフトレバーの握り部分を交換するタイプで、シリコン素材の肉球が柔らかな触り心地で癒してくれる。同じくシリコン素材で触り心地の優しい「ペットインテリアステッカー」とあわせて、運転席周辺を肉球モチーフでコーディネートでき可愛い。

そのほか、立体感のあるメッキ調素材の「ペットエンブレム(肉球デザイン)」を愛車のボディに貼り付けたり、ホイールの中心に「ペットセンターキャップ(肉球)」を取り付けたりして、さりげないワンポイントのドレスアップをするのも楽しいだろう。「ペットキーカバー(肉球)」を愛車のキーに取り付ければ、愛犬と一緒のお出かけも出発前から楽しくなりそうだ。

愛犬と安全で快適なドライブを楽しむために

ケージやマットなど機能的な製品について、「お客様の声を聞きながら改良を続けていきたい」とホンダアクセスの担当者は語る。新しく追加したエンブレムなど加飾系のアイテムについても、ペット愛好家の反応を見ながら楽しいラインナップを増やしていきたいという。

自動車メーカーの純正アクセサリーとして、すべての商品はHondaの品質基準を満たしたことを確認してから商品化される。そのために市場投入までに時間はかかるが、発売された際の安全性は高い。大切な家族の一員であるペットと一緒に安全・快適なドライブを楽しむために、今後もHonda Dogに注目したい。


Honda Dogの愛犬用アクセサリーはこちら

《石川徹》

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