カーメイトは3月17日、"まるで純正"コンセプトの新商品として、オフロードも快適な視界を確保する『ジムニー』『ジムニーシエラ』専用設計のリヤビューミラー&カバーを発売した。
カーメイトは2019年10月、"まるで純正"をコンセプトにしたジムニー専用ドリンクホルダーを発売した。販売数量はジムニー車両販売台数の約3割と、車種専用ドリンクホルダーとしては異例のヒット。今回、ドリンクホルダーに次いでニーズの高いミラーを開発した。
ジムニーの純正ルームミラーには防眩切り替え機能がなく、サイズも小さいためオフロード走行時などは死角が気になる。新製品は防眩機能のないジムニーの視界をサポートする「ブルー鏡」と「高反射鏡」の2種類を用意し、グリルデザインをモチーフにしたカバーとセットにした。防眩切り替え機能がついているジムニーシエラでも装着可能な仕様となっている。
ミラーのフレームにはメーターパネルとイメージを合わせたヘアラインと六角穴付きボルトのデザインを採用。さらにカバーにはジムニーの特徴的なフロントグリルを想起させるデザインを施しており、ハニカム柄も再現。車外フロントから見た際にジムニーらしいイメージをアピールする。
ミラー面は85mm×267mmと縦も横もサイズアップし、広い視界と自然な距離感を実現。標準比約2.5倍となる広い視界を確保しつつも、サンバイザー使用時にミラーが当たることのないよう設計した。また、半径3000mmの球体から切り出した緩曲面鏡(3000SR)を採用。一般的な曲面鏡は実際の像より映し出される像が小さくなっていくが、新製品は3000SRを採用することで、ワイドな視界と自然な距離感を両立させている。
取り付けはミラーとカバーを純正ルームミラーにかぶせるだけ。純正ルームミラーを挟み込むパーツが専用設計のため、走行中のガタツキも気になることなく、長期間の使用に耐えうる設計となっている。
新製品は反射率を高めた高機能ミラー「NZ820」と眩しさを大幅カットするブルーミラー「NZ821」の2種類を用意する。高機能ミラーは一般的な純正ミラーより明るく後方視界を映すため、プライバシーガラスやスモークフィルムを貼っている車におすすめだ。ブルーミラーは防眩効果が高く、特にハイビームに多く採用されているハロゲンバルブの赤色・黄色の光成分を大幅にカット。後続車のヘッドライトや日中の眩しさを軽減したいユーザーにおすすめだ。
公式オンラインストアでの販売価格はた高機能ミラー「NZ820」が5500円、ブルーミラー「NZ821」が6600円。