個性派の車を入手したが…USカムリ[カーオーディオ ニューカマー]

人とは違うクルマが欲しかった木島さんは、あえて左ハンドルのUSカムリを購入。しかし海外仕様ならではのTVやラジオが利用できない不便を感じて群馬県のto be Styleを訪れて相談を開始。スマートなシステムを組んで満足度も急上昇している。

他人と被らない個性派の車両が欲しくて
USカムリの導入を決定したマニアックオーナー

以前から“他人とは違う”クルマが大好きだった木島さん。自分だけのオリジナリティを追求してきていろいろなクルマを愛してきた。一時はピンクボディのエスティマにも乗っていたとか。

「子育てもひと段落して自分だけでゆったり乗れるクルマが欲しいと思ったんです。それで適当なサイズのセダンを探し始めたんです」

お目当てのクルマとして候補に挙がったのはカムリだった。

「でも普通のカムリじゃ面白くないし、何か良いクルマが無いかなーと思っていたところで思い立ったのが“US仕様”のカムリでした。左ハンドルの輸入車だったらまわりにも少ないでしょうしね、これ一本で次期車両を探し始めました」

個性的なクルマが大好きな木島さんの本領発揮、普通に国内仕様のカムリでは満足いかず、US仕様を探すことになった。しかしUSカムリは国内での流通台数も少なく、あちこち探し回ってようやく見つけ出したのがこのクルマだった。

海外仕様の加工はカーショップで対応できず
オーディオ・プロショップを紹介されて訪れる

「念願のUSカムリを手に入れたんですが、クルマには満足しても装備でひとつ不満がありました。それはTVやラジオが海外仕様のままなので国内では利用できないことでした。US仕様の装備なので仕方の無いことなんですが、ラジオもTVも使えないのはどうにも不便でなんとかならないかと思いました。AUX端子も付いてなかったので外部機器をつないでTVを見ることもできず困っていたんです」

カーショップにもTVが見られるようになる方法を打診してみたが、話をしたショップはAV関連の回路や配線などには詳しくなかったことから改善策は出てこなかった。

「そこで、カーオーディオのプロショップを紹介してもらうことにしたんです。専門店だったならなんとかしてくれるかもと思って出向きました。それが今回お願いしたto be Styleだったんです。すぐにお店に行って、まずは取り付けたいと思っていたレーダーをオーダーして取り付けてもらいました。その時に気になっていたTV&ラジオの件を相談してみたんです」

海外仕様のクルマでTVやラジオが使えるようになると
音質アップの欲求も出てスピーカーをグレードアップ

「ショップに行って相談するまではクルマ屋さんでも難しかったので本当にできるのかな? と半信半疑でした。でも相談するとなんだかできそうになってきました。インターフェイスユニットなどを介したり、AUX入力を加工したりする方法があることを説明されました。そんな方法でできるならばお願いしようと思ってすぐにオーダーしました」

AUXの増設によってテレビは地デジ・チューナーを接続することでクリア。純正のオーディオユニットに外部機器を割り込ませる処理を加えてオーナーの望み通りのシステムを作った。

「専門店らしく、ここまでの説明や作業がサクサクと進んだのには驚きました。やはりオーディオに関しては専門ショップに任せれば安心だと感じました」

しかし望みのシステムが思った以上に簡単に完成すると、さらに上を目指したくなってきたオーナー。すぐさま、もうひとつのシステムアップの相談をショップとはじめた。

「そこまで思っていたとおりのシステムになったのならば、音も良くしたいと思ったんです。だったらスピーカーは交換しようと思いました。ショップと相談して適当なモデルを提案してもらった中からブルームーンオーディオのスピーカーを選びました。純正位置に取り付けてもらってシンプルだけど高音質になりました」

他人と被らない絶好のクルマとしてUSカムリを手に入れ、さらに気になっていたAV環境もプロショップに任せて整えた木島さん。スピーカーのグレードアップまでを実現して高音質化も実現。ますますドライブするのが楽しくなっている。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

car audio newcomer! USカムリ(オーナー・木島栄一さん) by to be Style

《土田康弘》

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