スバル、スーパー耐久参戦…ファイティングスピリット溢れるエンジニアを

Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
Team SDA Engineering BRZ CNF Concept全 20 枚

ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankookが鈴鹿サーキットで開幕する。今年初めて参戦するスバルは「ファイティングスピリット溢れるエンジニアを育てていきたい」と抱負を語った。

【画像全20枚】

トヨタGAZOOレーシング、スバル、マツダはST-Qクラスに参加しさまざまな実証実験を行うとされ、今シーズン注目されている。そのなかでスバルは中村社長、藤貫最高技術責任者(CTO)、本井技術本部担当部長兼SUBARUチーム監督が参加したラウンドテーブルを開催し、Team SDA Engineering BRZ CNF Conceptを使用しS耐への参戦意義など語った。

藤貫CTOは「量産車の開発は環境対応などで大変な時期になっている。今まで通りのことをしていてるだけではいけない。決められたことだけをしていれば良いわけではない」と現状置かれているクルマ開発の大変さを語る。続けて「しばらくレース活動から離れていたことで、レースで勝つエンジニア、負けたことで悔しさを知ることエンジニアがすくなくなってしまった。勝つ喜びを知る。そういうエンジニアを育てていきたい」と語る。

本井チーム監督も「昔は1人でなんでもやっていた時代があったが、現在は自分で携わる領域が狭くなってきており、他のことは分からないというエンジニアも多い。レース活動はさまざまな領域を全部見ていく必要もあり、クルマ全体を知っていくには良い機会だと思う」とエンジニアの領域を広げる重要性を説明した。

今までのレース活動はSTI(スバルテクニカインターナショナル)や外部のレース専門会社などにお願いしていたが、スバル本体の量産を担当しているエンジニアが、レース車両を1から開発してきたことも非常に有益なことだという。

そのなかで、スバルの代名詞でもあるアイサイトも今後装着して実験できる様に、車内に張り巡らせたロールケージもアイサイトが装着できるようにスペースをあけてあることや、横後方に車両がいるときにドアミラーに警告を示す、スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)も機能が活かされていること、ステアリング連動ヘッドランプなどもそのまま装備されており、レースでどの程度活用できるのか、または逆に活用できないのかも実証していきたいという。

今後の展望としては中村社長は「長く続けていくことが必要だと感じている。1年やったから終わりということでは意味がない。今回のプロジェクトでは専任のエンジニアを置くのではなく自分の業務をしながら、いかにこのS耐プロジェクトに参加できるか自分の仕事を精査し効率化できるメンバーが参加している」と、長期での参戦も視野に入れていることを語った。

本井監督は「スーパーGTでチャンピオンを獲ったカーナンバーをつけるのも悩んだが、GTドライバーからもぜひ付けてほしいと言われたし、多くのファンが見ているのある。6連星が1番になれるようにがんばっていきたい」と力強く語った。

《雪岡直樹》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期スズキ『ソリオ』は“走り”で逆襲! 新世代HEV採用で2027年以降登場か?
  2. FRは存続する! レクサス『IS』次期型、電動化でどう進化?
  3. ヤマハモーターエンジニアリング、保育現場の負担を軽減する「電動アシストお散歩カー」開発、9月受注開始へ
  4. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  5. ベントレー『フライングスパー』改良新型、8月21日に日本初上陸…全国7拠点で実車展示へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. 東京ミッドタウン八重洲で配送ロボット4台の本格運用を開始
ランキングをもっと見る