ミツバサンコーワは、二輪車用ドライブレコーダーの新製品『EDR-22G』および『EDR-22』を4月15日より発売する。
近年、車両の高性能化に伴い、シート下やフレーム内のスペースが電子制御デバイスに占有され、従来のEDRシリーズの筐体では装着が困難なケースが増えてきている。新製品は使いやすさや高画質はそのままに、電源ユニットを分離することで大幅にサイズダウン。本体サイズは幅62mm×奥行×85mm×高さ21mmと、取付性を向上させた。また、既存モデルの装着データや顧客ニーズを分析し、前後カメラのケーブル長も最適化している。
EDR-22シリーズは従来モデルから防塵・防水・耐振動性能も強化した。本体、カメラともにIP66/67を同時クリアし、接続カプラーまで防塵・防水を徹底。不意の雨やバイクの連続振動にもしっかり耐えられる。本体の防塵・防水等級が進化したことで、車両外部への搭載も可能。付属の両面テープや専用オプション「ボディマウント」(開発中)を使用することで、車両内部のスペースが狭い車両でもスタイリッシュに装着できる。
EDR-22シリーズは200万画素ソニー製CMOSセンサーと対角視野角162°のF1.8レンズを前後カメラに採用し、走行中の映像を逃さずキレイに録画。万が一の後方から追突やあおり運転もしっかり記録する。また、WDR機能も搭載し、逆光やトンネル入口、夜間などの明暗差を補正。全国のLED信号機の点灯状態もしっかり記録できる。録画モードはエンジンON/OFFに完全連動した「常時録画」とGセンサーによる衝撃検知時の「衝撃録画」を用意。さらに、GPS搭載モデルでは、日時や位置情報といった事故時に役立つ情報も記録する。
専用スマートフォンアプリ「Moto DR」は無線LAN接続に対応。録画した映像をすぐに確認できるほか、映像データのダウンロードや本体の各種設定も行うことができる。専用PCソフトウェア「Moto DR Player」「Moto DR Player2.0」では再生速度の変更やズーム機能などを搭載するほか、ファイルを連結保存することもできる。
価格は前後2カメラ搭載のスタンダードモデル「EDR-22」が4万1580円、GPS搭載の高性能モデル「EDR-22G」が4万7080円。いずれも耐久性に優れたMITSUBAブランドの64GB microSDカード64GBが付属する。