ホンダの着脱式可搬バッテリー、コマツの電動マイクロショベルに搭載…二輪車以外で国内初の市場導入

電動マイクロショベルPC01E-1
電動マイクロショベルPC01E-1全 4 枚

着脱式可搬バッテリー「ホンダ モバイルパワーパック e:」が、コマツが国内でレンタルを開始する電動マイクロショベル「PC01E-1」に採用された。

PC01E-1は、ホンダとコマツが共同開発した電動マイクロショベル。管工事や造園、農畜産など、人や樹木・花卉と密接した作業現場で利用されることの多いコマツのマイクロショベル「PC01」に、モバイルパワーパックe:と電動パワーユニット「eGX」を搭載した。

電池残量が少なくなった際もモバイルパワーパックe:を交換することで、充電を待たずに作業を継続できる。また、低回転でも力を発揮できる電動パワーユニットの採用により、換気が困難な場所や、住宅地などの騒音を回避したい使用環境での作業ニーズに対応。操作性やメンテナンス性も向上し、作業者の負担軽減や、ゼロエミッションにも貢献する。

ホンダは2050年のカーボンニュートラル実現に向けてモバイルパワーパック e:の活用拡大を目指しており、さまざまな企業と搭載機器の検討を行っている。モバイルパワーパック e:を二輪車以外で活用した製品が市場導入されるのは今回が初めてとなる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る