ENEOSと二輪4社、電動バイクの電池交換サービスで新会社[新聞ウォッチ]

ホンダ・ジャイロキャノピーe:
ホンダ・ジャイロキャノピーe:全 2 枚

石油元売り大手のENEOSホールデングス(HD)と、ホンダ、ヤマハ発動機、スズキ、カワサキモータースの二輪大手4社が、電動バイクの交換式バッテリーを給油所などで交換できるサービスを2022年秋にも始めるという。

きょうの読売や日経などが報じているが、4月1日付で新会社「Gachaco(ガチャコ)」を共同で設立するそうだ。

それによると、5社の出資比率はENEOS HDが51%、ホンダが34%、ヤマハ発動機とカワサキモータース、スズキがそれぞれ5%ずつとしている。

新会社はENEOSの給油所やコンビニ、駅前などに電池交換の専用設備「バッテリー交換ステーション」を設け、充電済みの電池と使った電池を交換できるサービスを提供する。当初は運送関係などの法人向けバイクの利用を想定。22年度中はバイク200台分の電池交換ができるようにするとともに、23年度には1000台分まで増やす計画だという。

電動バイクの普及には、充電切れの心配がなく安心して乗れるようになるための充電インフラの整備が不可欠となっている一方で、廃業する業者が後を絶たないガソリンスタンドにとっては、その店頭での有効活用が喫緊の課題だが、課金方法などによっては果たして費用対効果がどこまであるのかは不透明だ。

電動バイク用バッテリーシェアリングサービス「ガチャコ」発足電動バイク用バッテリーシェアリングサービス「ガチャコ」発足

2022年3月31日付

●トヨタ電動車2000万台超、世界累計販売(読売・6面)

電動バイク充電基盤整備、エネオスなど5社、普及へあす新会社(読売・6面)

ガソリン実質最高水準、174円、補助金4月末まで延長(読売・9面)

●全日空、月給カット解消、若手の相次ぐ離職に対処(産経・11面)

●トヨタ、2月海外生産は過去最高48万台(産経・11面)

●富士山溶岩流「徒歩で避難」防災計画車使用を転換(東京・3面)

東北新幹線一部再開へ、2日郡山 - 福島、4日仙台 - 一ノ関(東京・26面)

●アクアライン料金800円継続決定(東京・26面)

●GM、「格安」でテスラ追う二大市場依存にリスク(日経・18面)

●東名あおり、懲役18年求刑、差し戻し審(日経・47面)

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  5. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る