大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は4月7日、「地下空間の大規模改革」としてリニューアルされる御堂筋線4駅、中央線5駅のデザインを発表した。
御堂筋線と中央線の駅リニューアルは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催を視野に大阪メトロが掲げている2018~2024年度の中期経営計画の一環として行なわれるもので、15の主要駅を対象に老朽化した壁の修復、天井の剥離・落下の防止など、安全性の向上を図る一方で、「駅自体を楽しんでいただく空間」として、魅力的なデザインや機能を充実させる。御堂筋線梅田・心斎橋などの5駅は2019年8月にデザインが発表されており、先行して工事が進められている。

今回は、残る御堂筋線淀屋橋・本町(ほんまち)・大国町(だいこくちょう)・天王寺各駅、中央線大阪港・弁天町・本町・谷町四丁目・森ノ宮各駅のリニューアルデザインが決定し、大阪メトロでは「それぞれ駅の地域性・歴史性と魅力を徹底して深掘りし、より多くの方々に喜んでいただけるデザインとなるよう取り組んできました」としている。

