トヨタは3月31日、主力モデル『カローラ』に設定される高性能バージョン「GRカローラ」を世界初公開したが、GRラインアップが拡大されるなら『ハイエース』にもGRがあって良いのでは…? という妄想から、次期型をベースとした「GRハイエース」を勝手に大予想した。
初代ハイエース(H10系)は1967年にデビュー、その後約40年にわたり改良を続け、2004年には「H200系」へと進化している。海外市場では、6代目となる「H300系」が2019年に発売されているが、日本市場は別デザインとなり2023年に登場が期待されている。
今回は、デザイナーSUGAR DESIGNに日本市場向け次期型をベースとする「GR」バージョンを制作してもらった。長年にわたりデザインをキープコンセプトしてきた商用車ハイエースだが、GRバージョンでは、フロントエンドにブラック加工された特有の大口エアインテークを装備、「GR」バッジも装着する。上部グリルはスリムに新設計し、コーナーエアインテークは縦基調のスポーティなデザインに変更、リップスポイラーも装備させた。
側面では、ワイド化されたフェンダー、大型エアアウトレット、サイドスカートなどかなり攻めたデザインに仕上げている。
パワートレインは、GRヤリス、GRカローラにも搭載される1.6リットル直列3気筒インタークーラーターボエンジンを搭載、GRカローラと同等の304ps程度にも期待したいところだ。また前後駆動力可変システム採用のスポーツ4WD「GR-FOUR」の採用で、1BOXの概念を超えた走りを見せてもらいたい。現実となる可能性はあるか…?
日本市場に導入予定の300系ハイエースに関する情報は追って公開しよう。