ホンダ インサイト、米国生産終了へ…ハイブリッドは主力3車に集約

ホンダ・インサイト (北米仕様)
ホンダ・インサイト (北米仕様)全 8 枚

ホンダ(Honda)の米国部門は4月14日、『インサイト』(Insight)の米国生産を6月に終了すると発表した。第3世代の現行インサイトは、2018年の発売以来、7万台以上を販売してきたが、米国での販売に幕を下ろす。

今回の発表は、北米でのホンダの電動化戦略の次のステップになるものだ。ホンダは『CR-V』、『アコード』、そして、将来的には『シビック』の主力3車種のハイブリッド車の販売増に注力していく。これら3車種に集中するために、ホンダは6月にインサイトの米国生産を終了する。

ホンダは2022年、新型『CR-Vハイブリッド』、続いて新型『アコードハイブリッド』を米国で発表する予定だ。ハイブリッドが、各モデルの販売の50%を占めることを目指すという。

ホンダの米国インディアナ工場は、6月のインサイトの生産終了に伴い、今後、CR-V、CR-Vハイブリッド、『シビックハッチバック』の生産にシフトしていく。

ホンダの電動車の米国販売台数は、CR-Vハイブリッド、アコードハイブリッド、インサイトを中心に、2021年に初めて10万台を超える新記録を達成した。ホンダの電動車の販売は、5年連続で増加している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 同じレートでも違う? 直巻きスプリングで乗り味が激変する理由~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る