ロータス エミーラ 発売記念モデル、AMG製4気筒版の受注開始…価格は1386万円

ロータス エミーラ ファーストエディション
ロータス エミーラ ファーストエディション全 18 枚

ロータスカーズ日本正規販売輸入総代理店のエルシーアイは4月22日、新型スポーツカー『エミーラ』の発売記念モデル「ファーストエディション」(4気筒モデル)の受注を開始した。価格は1386万円、生産開始は2023年1月以降の予定。

エミーラはロータスの最後のガソリン車。先に設定された『エミーラ V6 ファーストエディション』は予想をはるかに超える注文が世界中から集まっている。

今回受注を開始した4気筒のファーストエディションは、最高出力365ps/最大トルク430Nmを発生するAMGのM139型直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。このパワーユニットはミッドマウントに搭載するためのハードウェアの変更や新しいソフトウェアなど、エミーラのための特別仕様。公道使用が認められた世界で最もパワフルな2.0リットル4気筒エンジンとなる。ローラーベアリングを備えたツインスクロールシングルターボチャージャーは、高速スプールアップと最小ラグに最適化。エキゾーストシステムはロータスがデザインしたエミーラ独自のものとなる。トランスミッションはロータス初となるパドルシフト付き8速DCTを採用。AMGと共同開発した8速DCTは卓越したパフォーマンスと環境性能を両立するよう、エミーラ独自のギアシフト設定としている。

足回りでは、20インチの超軽量Vスポーク鍛造アロイホイールを標準装備。ダイヤモンドカットはプレミアムな2トーン仕様となり、シルバーとグロスブラックも選択できる。2ピースハイパフォーマンスブレーキディスクとロータスネーム入りブレーキキャリパーは、ブラックの他にレッド、イエロー、シルバーからも選択可能。TPMS(タイヤプレッシャーモニタリングシステム)も標準装備となる。

エクステリアカラーはセネカブルー、マグマレッド、ヘセルイエロー、ダークバーダント、シャドーグレー、ニンバスグレーの6色から選択可能。ローワーブラックパックが標準装備となり、フロントバンパーエアブレード、フロントスプリットル、サイドシル、リアディフューザーがグロスブラックで仕上げられる。インテリアトリム&シートはレザーやアルカンタラの組み合わせによる7種類から選択可能。サテンクロームインテリアトリムフィニッシュ、インテリアムードライト(ホワイト)、ロータスネーム入りシルキックプレートがプレミアムルックを完成させる。

シートヒーター(3セッティング)は12ウエイ電動調整機能と2プリセットメモリー機能(運転席&左右ミラー)を装備。クライメートコントロール(シングルゾーンエアコンディショニング)、クルーズコントロール、キーレススタート、ボイスコントロール、選択式ドライブモードが標準装備となる。

オーディオ関連では、Apple CarPlay / Android Autoと、英KEF社の10チャンネルプレミアムオーディオシステム(340W)を装備。すべての機能はダッシュボード中央の10.25インチタッチスクリーンと、ステアリングホイール後方の12.3インチTFTドライバーディスプレイを介してアクセスできる。

ファーストエディションは、ロータスドライバーズパック、コンビニエンスパック、ロータスデザインパックも標準装備する。ロータスドライバーズパックはサスペンションとタイヤの組み合わせを3種類から選択可能。トラックモードESPも含まれており、ドライビングに必要な情報をTFTインストルメントディスプレイ画面に表示する。ロータスデザインパックでは、プライバシーティントガラス、スポーツペダル、ブラックアルカンタラインテリアヘッドライニング、エミーラロゴ入りフロアマットを追加。コンビニエンスパックは、フロントパーキングセンサー、リアリバースカメラ、雨感知ワイパー + エアロブレード、自動調光バックミラー、ストレージネット(リアラゲージコンパートメント、助手席フットウェル)が追加となる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. 【アウディ A5セダン 新型試乗】4ドアクーペ風にあえてしなかった見識に拍手…島崎七生人
  3. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  4. 台風や秋雨対策に、大型サイドミラー対応の超撥水ガラスコート「ゼロワイパー」発売
  5. 極限の軽量ホイール革命!レイズ ボルクレーシング『CE28N-plus SL』が示す究極の走行性能PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る