「紀香とバイクで北海道を走りたい」片岡愛之助がドゥカティ・ベスト3とともに宣言

片岡愛之助氏が跨るのは、ベスト1に選んだドゥカティ ストリートファイターV2
片岡愛之助氏が跨るのは、ベスト1に選んだドゥカティ ストリートファイターV2全 50 枚

「紀香とバイクで北海道を走りたい」

歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが、日本初上陸のドゥカティ『ストリートファイターV2』に跨って宣言。これはドゥカティジャパンが4月20日、東京・白金台の八芳園にて開催した新製品プレス発表会でのこと。昨年大型二輪免許を取得した片岡愛之助さんが、マッツ・リンドストレーム代表取締役社長と報道陣を前にトークショーを繰り広げた。

スマホで予約をとりつつ教習所へ

----:本日は歌舞伎座の公演を終えて駆けつけてくださったとのこと。ありがとうございます。

片岡愛之助さん(以下、敬称略):子どもの頃の遠足みたいに、前の日の夜から楽しみでワクワクしちゃって、おかげさまで今日の公演もうまくいきました!

マッツ・リンドストレーム代表取締役社長(以下、敬称略):とても嬉しいですね。

ドゥカティジャパン 代表取締役社長 マッツ・リンドストレーム氏と片岡愛之助氏ドゥカティジャパン 代表取締役社長 マッツ・リンドストレーム氏と片岡愛之助氏

----:愛之助さんはバイク好きで、昨年に大型二輪免許を取得したそうですが、キッカケは?

愛之助:コロナ禍になり、みなさん資格をとっていると知りまして、僕も何かに挑戦したいなと思いました。そこで普通二輪免許から大型へのステップアップを考えたのです。

----:無事に免許取得をされたのですね。

愛之助:撮影の合間にスマートフォンで教習所の予約を取って、教習所へ通ったのですが、天候などで撮影のスケジュールはコロコロ変わりまして、その度にまた予約を変更。いま、バイクの免許を取得される人がすごく多いんですってね? 予約するのがすごく大変で、3か月ほどかかりました。

マッツ:そうなんです。いまバイクが人気で、教習所は予約が取れないほどの人気になっています。

ドゥカティはセクシー

----:大型二輪免許取得後はバイクに乗っていますか?

愛之助:乗っています。まずはレンタルバイクでいろいろと。ドゥカティは昔から憧れで、乗っている人を見ると「この人、やるな! おそらく、運転技術が高い人なんだろうな」って思いますね。そんなかっこいいライダーを見ると「イェー」とか手を上げてね。

マッツ:はい、ヨーロッパでもライダーはみんなやりますね。

片岡愛之助氏片岡愛之助氏

----:ドゥカティの魅力は?

愛之助:僕は赤が好きなんですよ。ドゥカティといえばレッドでして、それとこのセクシーなライン。あとはシートとかもすごく凝っていますよね。

マッツ:はい、そう言っていただけるライダーは多いです。ドゥカティはパフォーマンスに優れますが、「なぜ、選んだのか?」をお客様に聞くと「デザインが好きです」と答えてくれる人がすごく多いんですよ。

愛之助:それでいて、いろいろな種類があって(会場に展示されている車両を)1日中見ていても飽きません。毎日乗り換えて、それぞれを走らせてみたいですね。

マッツ:1台だけを選ぶのは難しいですね。わたしも2台ドゥカティを所有しています。

愛之助:乗るときのジャケットなど、アパレルにこだわるのもいいですね。

ドゥカティのブランドカラーである赤を基調にセッティングされた会場ドゥカティのブランドカラーである赤を基調にセッティングされた会場

急がず乗るのがバイクを楽しむ秘訣

----:バイクに乗るときのこだわりは?

愛之助:時間に余裕があるときにしか乗りません。急がず心に余裕を持って、ゆったりとツーリングしますね。

----:その時間は至福ですか?

愛之助:(しみじみと)楽しいですねぇ。最近はワイヤレスの通話ツールもあり、仲間たちとお喋りしながら走行できるからなおさらです。

----:ご自身の時間がバイクでより充実しているのですね。

愛之助:途中で食べる焼きそばとかアイスクリームとかね、すごく美味しいですよ。

マッツ:そう、バイクに乗ると落ち込んでいるときもポジティブな気分になりますよね。

愛之助:えぇ、元気を与えてくれますよね。

電動レースをドゥカティが牽引!

ドゥカティジャパン 代表取締役社長 マッツ・リンドストレーム氏と片岡愛之助氏ドゥカティジャパン 代表取締役社長 マッツ・リンドストレーム氏と片岡愛之助氏

----:ドゥカティに期待することは?

愛之助:電気バイクはあるのでしょうか?

マッツ:いい質問ですね。2023年から(世界最高峰ロードレース)MotoGPの電動クラス「MotoE」における唯一の公式サプライヤーとなります。

愛之助:おぉ、楽しみですね! ガソリンエンジンのバイクと電動と、2台を所有してみたいですね。

愛之助が選ぶベスト3発表

----:ドゥカティのバイク、ベスト3を事前に選んで頂いております。これをご紹介いたしましょう。まずは第3位、『パニガーレV4』です。

愛之助:いつかは乗ってみたいという憧れですね。

マッツ:いいチョイスですね。サーキットで実力を発揮するハイパフォーマンスなスーパースポーツモデルですが、じつは思ったより扱いやすいんですよ。現行モデルは電子制御によるライディングサポートもたくさんありますからね。

愛之助氏が3位に選んだドゥカティ パニガーレ V4S愛之助氏が3位に選んだドゥカティ パニガーレ V4S

----:はい、第2位はコチラ、『Xディアベル ダーク』!

愛之助:カッコイイじゃないですか。タイヤが太くて、びっくりしました! ホイールベースが長いですし、ライディングポジションを見てもツーリングで快適だと思うんですよね。

マッツ:じつは私も(購入を)検討していて、妻に相談しているところです。足を前に置くフォワードステップのクルーザースタイルですが、ドゥカティらしくパフォーマンスやハンドリングの軽快性はスポーツバイクに匹敵するものです。

愛之助:なるほど、クルーザーとスポーツバイクの良いところを両方とも楽しめる。欲張りなバイクですね!

愛之助氏が2位に選んだドゥカティ Xディアベル愛之助氏が2位に選んだドゥカティ Xディアベル

----:それではいよいよ第1位を発表しましょう。コチラ、『ストリートファイターV2』です!!

愛之助:レーシングな感じもありますし、ハンドルも低くないし、すごく乗りやすそう。街乗りも楽に乗れそうな気がしました。ストリートファイターっていう名前もスゴイですよね。

マッツ:本当に楽しいバイク。パフォーマンスが充分にあって、ハンドルがアップライトで乗りやすいです。

片岡愛之助氏とストリートファイターV2片岡愛之助氏とストリートファイターV2

タンデムするなら藤原紀香さんと!!

トークショーを終えた後も、報道陣からの質問に気さくに応えてくれた愛之助さん。以下、一問一答をご紹介。

----:あらためてドゥカティのバイクの印象は?

愛之助:購入をめっちゃ考えています! かなり魅力的です。

----:ツーリングに行くならどこへ?

愛之助:夢がありまして、北海道の大地を走ってみたいですね。

ドゥカティジャパン 代表取締役社長 マッツ・リンドストレーム氏と片岡愛之助氏ドゥカティジャパン 代表取締役社長 マッツ・リンドストレーム氏と片岡愛之助氏

----:二人乗りもできますが、もし後ろにどなたか乗るなら?

愛之助:妻(女優の藤原紀香さん)ですね。「一緒にバイクの免許どう?」って誘ったんですが、「わたし、こわいからイヤヤ」って断られまして「乗るなら後ろがいい」って言うので、しばらくは(バイクの運転を)お稽古します。

----:奥さまは運転に興味はないと?

愛之助:バイクの横でポーズをとって、写真を撮りたいそうですよ。

レザージャケットとデニムのライダースファッションに身を包み、終始にこやかに話す愛之助さん。大人のライダーというムードで、ドゥカティがよく似合う。バイクを走らせる姿もいつの日か披露してくれるだろうか、楽しみだ!



《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る