ストリートからサーキットまで:ブリッドのシート…モーターファンフェスタ2022

ストリートからサーキットまで網羅するブリッドのシートに注目…モーターファンフェスタ2022
ストリートからサーキットまで網羅するブリッドのシートに注目…モーターファンフェスタ2022全 13 枚

モーターファンフェスタでは、盛りだくさんなイベント内容に加えて、多くのユーザーがお目当てにしたのがメーカー&ショップブース。100を超えるブースが出展し、順に見て回るだけでもクルマファンには楽しい時間となった。その中から多くの来場者を集めていたブリッドに注目した。

【画像全13枚】

多彩なスポーツシートを展開するブリッド。モーターファンフェスタのブースにもさまざまなモデルを展示していた。中でも今回の出展の目玉となっていたのがGIASlll。スポーツシートでありながら、普段使いもOKなモデルは数多いが、このモデルはサーキット走行までを視野に入れたよりスポーティな用途に振ったシートだ。その象徴的な部分がニーサポート高さ。しっかりと下半身をホールドしてサーキットの強烈な横Gにも耐える仕様としているのが特徴。同社のヒットモデルであるSTRADIAlllと比較するとその充実ぶりがよく分かる。座面部分に設けられたベルトホールも、従来製品よりもタイトな形状に設計されベルトの遊びを抑制しスポーツ走行により適したスタイルとしている。

一方でワンタッチ式リクライニングレバーを装備し日常ユースの使い勝手も抜群。高い精度と剛性感を誇るギアを備えバックラッシュやガタ付きの無い快適なシートとしているのも特徴だ。GR86やGRヤリスなどで普段使いからサーキットのスポーツ走行までをこなすというユーザーにも最適なモデルだ。

もうひとつの注目モデルがストリームスだ。こちらはハイエースなどに用いられることも多くなっているシート。特徴はショルダー部がコンパクトに設計されているため、シートサイド方向のスペースが限られているハイエースでもピラーへの干渉無しに取り付けられるのが特徴だ。実際に同社のデモカー(ハイエース)に装着され、そのスマートな設置スタイルがブースで紹介された。さらにブース内には表皮にPVCレザーを用いたモデルも展示されていた。こちらはアウトドアレジャーなどでシートが汚れてしまってもさっと拭き取れる表皮なのが特徴。

キャンピングカーやアウトドアレジャーを楽しむクルマにも絶好のスポーツシートになる。従来はスポーティなドライビングに用いられることが多かったスポーツシートだが、これらのシートは身体を面で支えることで疲労を軽減する機能を備えている。そのためロングドライブするキャンピングカーやレジャーカーでもその優位性が感じられるだろう。

ブースにはその他にもZIEGIV、XERO CS、XERO VS、DIGOlll LIGHTなどの人気モデルが勢揃いし、実際にシートに座ってその感触を確かめられるデモを行った。いつかは愛車に取り入れたいと思っているユーザーも多く、取材中も数多くのユーザーがシートの感触とメカニズムを確かめに来場していたのが印象的だった。


《土田康弘》

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