一生聴いていられる!…トヨタ アルファード 後編[カーオーディオ ニューカマー]

一生聴いていられる!…トヨタ アルファード 後編[カーオーディオ ニューカマー]
一生聴いていられる!…トヨタ アルファード 後編[カーオーディオ ニューカマー]全 7 枚

愛車のトヨタ『アルファード』に対してシステムアップを開始した岩本さん。サウンド的に大好きなフォーカルのK2パワーシリーズの3ウェイを茨城県のサウンドステーション クァンタムでインストールし、ヌケの良い高域と厚みのある中低音を得た。

◆高域のクリアさや中低域の厚みを感じて
K2パワーシリーズのスピーカーを選ぶ

車両盗難という大トラブルを乗り越えて、ようやくアルファードに念願のオーディオシステムを組んだ岩本さん。2台目のアルファードには1台目のアルファードと同様にフォーカル・K2パワーシリーズのスピーカー、しかも3ウェイ(ES 165KX3)を導入したのは前編でお伝えした通り。そこで同シリーズのスピーカーを選んだ理由について岩本さんに聞いてみた。

「K2パワーのスピーカーが気になったきっかけは女性ボーカルのサウンドの心地良さでした。普段から女性ボーカルを良く聴くので声がきれいに聴こえる中高音のクリアなスピーカーが欲しかったんです。またフロントスピーカーだけで幅広い帯域を再生して厚みのある音を再現したかったので中低域にの厚みもあるスピーカーも探していました。それにピタリとはまったのがK2パワーのスピーカーだったんです」

すでに2ウェイモデルは経験済みだったのオーナー、今回のシステムでは3ウェイ化してさらに上を目指すことにした。

「2ウェイで良いんだから、3ウェイのKX3はもっと良い音がするはずと思って導入しました。結果としては大正解でした」

こうしてスピーカーにフォーカルES 165KX3を選んだ岩本さん。インストールに関してはショップにお任せすることにした。

◆試聴で感じたぐっと前に出てくるボーカルで
この音なら“一生聴いていられる!”と感じた

インストールが完成した愛車を聴いた岩本さん、想像以上の音の完成度に満足したという。

「実際に取り付けて運転席に乗り込んで聴いてみたんですが、最初に音が出た瞬間にすごく良い印象を受けました。特に中域の音が際立って聴こえてきます、そのためボーカルの存在感が抜群に良いんです。高音の滑らかさも印象的で、好みのきれいな音に仕上がっていたのも良かったです」

試聴するとぐっと前に出てくるボーカルに衝撃を受けるオーナー。

「この音ならば一生聴き続けられると思ったほどです。本当に聴き疲れしないし、長く聴いていても疲れないし心地良さがずっと続く感覚のオーディオに仕上がっていました」

取り付けではK2パワーシリーズの特徴でもある黄色いコーンを見せたてくてAピラーを加工してツイーターとミッドレンジをビルトインするデザイン処理にしているのもオーナーのオーダーだった。

現在はインストールしてから約半年が過ぎた。スピーカーのエージングも進み再調整を実施する時期となった。そのタイミングで若干の印象の違いが出てきたという。

「聴き続けていると低域が若干もの足りなく感じています。当初は女性ボーカルを中心に聴いていたんですが、オーディオが組み上がるとハードなロックやR&Bなども聴くことが多くなりました。すると低音の量感と迫力がもっとあると良いなと感じ始めたんです。フロントスピーカーの調整でもっと低音が出せるのか、それともサブウーファーの追加が必要なのかは現在の課題です」

◆車内で音楽を聴き自分だけの空間に浸る
大音量で曲を楽しむオーディオの効果を実感

ようやく思い通りのオーディオを愛車にインストールして高音質な仕様を作り上げたオーナー。毎日の通勤から週末のファミリードライブにまでフル活躍しているという。中でも毎日の通勤中は好きな曲を大音量で楽しんでいる。

「仕事に出かけるとき自宅のガレージからクルマを出して少し走るとぐっとボリュームを上げるんです。その瞬間に自分だけの空間が車内に広がってすごく落ち着きます。仕事から帰宅する際にはもう少し音楽を聴きたくて、遠回りして帰ることもあります。自宅じゃボリュームを上げて音楽を聴けないですが、クルマの中なら自由でしょ。それがカーオーディオの良いところですね」

また週末には子供達を乗せてレジャーに出かけるファミリーカーに早変わりする。その際に活躍するのがサイバーナビのDCモデル。子供はYouTubeが大好きなので、サイバーナビの使い方をマスターしていて、好きなYouTubeを検索して車内で楽しんでいる。

「今後はサブウーファー追加も検討して低音の迫力アップを目指していこうと思っています。さらに子供が少し大きくなってドアを蹴らなくなったらドアのアウターバッフル化も考えていきたいですね。またDAPも高音質モデルにグレードアップしたいです。今後もオーディオを進化させる予定で、ますます楽しんでいきますよ」

困難を乗り越えて自分好みのサウンドを手に入れた岩本さん。オーディオの楽しみ方も徐々に分かってきて自分なりのシステムアップを順次進めている最中だ。

土田康弘|ライター

デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。


《土田康弘》

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