ルノーの水素エンジンコンセプトカー、素材の95%をリサイクル可能に 5月19日発表へ

ルノーの水素エンジン搭載のコンセプトカーのティザー写真
ルノーの水素エンジン搭載のコンセプトカーのティザー写真全 2 枚

ルノー(Renault)は5月9日、フランス・パリで5月19日に開幕する「Change NOW 2022」でワールドプレミアするコンセプトカー素材の95%をリサイクル可能にすると発表した。

このコンセプトカーは、水素エンジンを搭載しているのが特長だ。水素エンジンはゼロエミッションに近く、運転中に燃焼するエンジンオイルの量はごくわずかという長所がある。ルノーは持続可能な新型車開発戦略のコミットメントを具体化するために、新しいコンセプトカーに水素エンジンを搭載する。

ルノーによると、水素エンジンを搭載したこのコンセプトカーは、ルノーグループとルノーブランドの脱炭素化への取り組みと、サーキュラーエコノミーやリサイクルの面での進歩を示しているという。

コンセプトカーのデザインは、ルノーのデザインディレクター、ジル・ヴィダル氏が率いるチームが担当する。このコンセプトカーは、2030年までに100%の電気エネルギーミックスを達成するという目標の一部になるという。

また、このコンセプトカーの素材の95%を、リサイクル可能にする。さらに、コンセプトカーに使われている素材の70%は、リサイクルされたものになるという。ルノーは、持続可能なモビリティへの道を開く。このコンセプトカーが車を変える、としている。


《森脇稔》

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