西武がバリアフリー運賃を導入へ…2023年春からの運賃転嫁を目指す

ホームドア設置の様子。
ホームドア設置の様子。全 2 枚

西武鉄道(西武)は5月12日、バリアフリー整備費用の運賃への転嫁を2023年春に開始する考えを明らかにした。

西武ではこれまで1日あたりの利用客が10万人以上となる池袋・練馬・西武新宿・高田馬場・所沢・国分寺の6駅でホームドアを、1日あたりの利用客が3000人以上となる駅で段差解消工事やホーム上内方線付き点状ブロックの整備を進めてきたが、「ご高齢のお客さまや障がいのあるお客さまだけでなく、すべてのお客さまに安全・安心かつ快適にご利用いただけるよう努めてまいります」として、2021年12月に国土交通省が創設した「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用して、利用者に費用負担を求めることになった。

同制度の利用はJR東日本や東京地下鉄(東京メトロ)が表明しており、すでに届出を行なっているが、西武の申請は今後行なわれる予定で、金額や整備計画の詳細は届出の際に発表される。

池袋駅のホームドア。池袋駅のホームドア。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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