C11 123が先頭、東武のSL三重連が実現…6月19日に乗車ツアー

C11 325入線後の2020年12月7日に南栗橋車両管区で行なわれた重連運行の様子。
C11 325入線後の2020年12月7日に南栗橋車両管区で行なわれた重連運行の様子。全 3 枚

東武鉄道(東武)は5月13日、「SL大樹3重連イベント」を6月19日に開催すると発表した。

JR北海道から貸与されているC11形蒸気機関車207号機(C11 207)、真岡鐵道から譲受した同325号機(C11 325)に加えて、北海道から渡ってきた同123号機(C11 123)を連結した3重連が、12・14系客車5両を南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)構内で牽引する。

3機目のC11 123。元はC111として滋賀県の江若(こうじゃく)鉄道や北海道の雄別炭礦鉄道で使用されていた。東武では2019年1月から復元作業が進められ、2022年4月には試運転が公開された。番号の123は2020年に東武が創立123周年を迎えたことなどにちなんだもの。3機目のC11 123。元はC111として滋賀県の江若(こうじゃく)鉄道や北海道の雄別炭礦鉄道で使用されていた。東武では2019年1月から復元作業が進められ、2022年4月には試運転が公開された。番号の123は2020年に東武が創立123周年を迎えたことなどにちなんだもの。

この重連列車に乗車するには北千住発着のツアーに参加することが必要で、申込みは5月23日11時から東武トップツアーズまたはクラブツーリズムのウェブサイトで受け付ける。 各社200人を募集し、旅行代金は大人2万円・子供1万9000円。

なお、東武鉄道公式ファンクラブ会員向けには5月19日11時~5月23日10時に、東武トップツアーズで100人まで受け付ける。旅行代金は大人のみ1万9000円。

このイベントに伴ない、6月13~23日は『SL大樹』『SL大樹ふたら』『DL大樹』が運休となる。

今回の3重連はC11 123が先頭に。客車は展望車風のオハテ12やレトロ色も連結される。今回の3重連はC11 123が先頭に。客車は展望車風のオハテ12やレトロ色も連結される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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