住友理工など、ドライバー健康チェックシステム出展へ…人とくるまのテクノロジー2022

住友理工・住友電工・住友電装共同ブース
住友理工・住友電工・住友電装共同ブース全 7 枚

住友理工は、5月25日からパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2022 YOKOHAMA(横浜展示会)」に住友電気工業、住友電装と3社共同で出展すると発表した。

展示会では「コネクテッド」「オートノマス」「エレクトリック」に関するグループの製品を展示する。

コネクテッドとオートノマスでは、独自開発の「SRセンサ」をクッション形状に加工してシートの座面に設置した「モニライフシリーズ」を出展する。「SRセンサ」で計測した座面の圧力変化から、座るだけでドライバーの心拍・呼吸状態、体の動きなどを検知し、疲労や居眠り、急病予兆などドライバーの状態を推定するのに活用できる。

エレクトリックでは、薄膜高断熱材「ファインシュライト」を出展する。高分子材料技術を応用し、空気が動けないほど微細な、ナノサイズの細孔を持つ高断熱フィラーを塗料化した。不織布、成形樹脂などの基材にコーティングすることで、静止空気以上の高断熱性を発揮する。電気自動車の冷暖房効果を向上する。

また、ファインシュライトのバインダー配合技術を発展させ、数百度の高温に耐えられる断熱材を紹介する。EVのリチウムイオン電池向けに開発したもので、セルが異常に発熱した際、隣接するセルへの熱連鎖を抑制し、車両火災につながるような大事故を回避する役割を担う。

耐火絶縁カバーを初出展する。1000度の炎に10分間耐えることができる難燃性・耐火性を兼ね備えた素材を用いたカバーで、EVなどの電池カバーとして使用することを想定している。


《レスポンス編集部》

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