福井鉄道に新超低床車F2000形…バリアフリー、省エネ、快適性が向上 2023年春に1編成

F2000形のエクステリア。超低床車のため出入口ステップを省略。VVVFインバータ制御や照明のLED化により、880形比で30%以上の消費電力削減が図られる。
F2000形のエクステリア。超低床車のため出入口ステップを省略。VVVFインバータ制御や照明のLED化により、880形比で30%以上の消費電力削減が図られる。全 2 枚

福井県の福井鉄道は5月24日、新型車両「F2000形」を2023年春に1編成導入すると発表した。

同車は「お客様と環境に優しい車両」として、従来車よりバリアフリー化や省エネ化、快適性を向上させた新超低床車。

「FUKURAM Liner」という仮称の愛称が付けられていることから、2013年から導入されている超低床電車F1000形「FUKURAM」の流れを汲む車両の模様で、F1000形と同じく3車体連接構造となっている。

F2000形のインテリア。オールロングシートでF1000形より通路幅を拡大。優先座席や車椅子スペースも設けられる。定員は880形より1割程度多い115人で、吊り手や握り棒の数も増える。F2000形のインテリア。オールロングシートでF1000形より通路幅を拡大。優先座席や車椅子スペースも設けられる。定員は880形より1割程度多い115人で、吊り手や握り棒の数も増える。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る