BMW 1& 2シリーズ 、内外装にこだわった「カラーバージョン」設定…7月欧州発売へ

特別なボディカラーと内装の組み合わせ

欧州仕様のすべてのエンジンで選択可能

シリーズの頂点に立つ「M」モデルでも選択可能

BMW 1シリーズ と 2シリーズ・グランクーペ の「エディション・カラーバージョン」
BMW 1シリーズ と 2シリーズ・グランクーペ の「エディション・カラーバージョン」全 10 枚

BMWは5月25日、欧州向けの『1シリーズ』(BMW 1 Series)と『2シリーズグランクーペ』(BMW 2 Series Coupe)に、「エディション・カラーバージョン」を設定し、7月に欧州市場で発売すると発表した。

◆特別なボディカラーと内装の組み合わせ

エディション・カラーバージョンは、「Mスポーツ」をベースに、高品質のメタリック塗装仕上げと2色のレザー内装を用意した。ボディカラーは、マット塗装の「フローズンピュアグレーメタリック」やレッドなど8種類が選択できる。さらに、「BMWインディビジュアルペイント」仕上げが、オプションで選べる

インテリアは、ブラック/マグマレッドとブラック/ホワイトの2種類の組み合わせを用意した。Mスポーツシートには、「エディション」の文字が刺繍された。マルチファンクションボタンを備えたMレザーステアリングホイール、アンスラサイト仕上げのヘッドライナー、Mステンレスペダル、Mドライバーフットレストも装備している。

フロントバンパーの下側エアインテーク、ダーク仕上げのディフューザーエレメント、リアバンパーの垂直エアアウトレット、Mハイグロスシャドウラインが迫力のルックスを演出する。 Yスポークデザインの18インチMアルミホイールと、専用のブラック/シルバーバイカラー仕上げが、特別なアクセントになっているという。

BMW 1シリーズ の「エディション・カラーバージョン」BMW 1シリーズ の「エディション・カラーバージョン」

◆欧州仕様のすべてのエンジンで選択可能

エディション・カラーバージョンは、スポーティな「128ti」を除く1シリーズと2シリーズグランクーペの欧州仕様車で選択できる。

例えば、「116i」グレードの直列3気筒ガソリンエンジンは、最大出力109hp、最大トルク19.4kgmを発生する。トランスミッションは6速MTが標準で、0~100km/h加速は10.6秒。オプションで、7速「ステップトロニック」が選択できる。欧州複合モード燃費は18.5km/リットル、CO2排出量は124g/kmとなる。

「120i」グレードの直列4気筒ガソリンエンジンは、最大出力178hp、最大トルク28.5kgmを発生する。トランスミッションは、7速デュアルクラッチのステップトロニックが標準だ。0~100km/h加速は7秒。欧州複合モード燃費は18.2km/リットル、CO2排出量は126g/kmとなる。

「216d」グレードの直列3気筒ディーゼルエンジンは、最大出力116hp、最大トルクは27.5kgmを引き出す。トランスミッションは7速デュアルクラッチのステップトロニック。0~100km/h加速は10.3秒だ。欧州複合モード燃費は26.3km/リットル、CO2排出量は99g/kmとなる。

BMW 2シリーズ・グランクーペ の「エディション・カラーバージョン」BMW 2シリーズ・グランクーペ の「エディション・カラーバージョン」

◆シリーズの頂点に立つ「M」モデルでも選択可能

エディション・カラーバージョンは、シリーズの頂点に位置する「M135i xDrive」と「M235i xDrive」の両グレードでも選択できる。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンには、BMWのツインパワーターボ技術を導入した。強化クランクドライブ、新設計のピストンとコンロッド、大容量ターボチャージャー、最適化された燃料噴射弁などにより、最大出力306hp/4500~6250rpm、最大トルク45.9kgm/1750~4500rpmを獲得する。

トランスミッションは8速「ステップトロニック」、駆動方式は4WDの「xDrive」だ。ローンチコントロールとトルセンLSDが装備されており、M135i xDriveの場合、0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。

ヨーモーメントを配分する「BMWパフォーマンスコントロール」を標準装備した。さらに、「ダイナミックブレーキインターベンション」により、敏捷性を高めた。標準装備されるMスポーツサスペンションは、車高が10mmダウン。MスポーツステアリングとMスポーツブレーキも採用される。タイヤサイズは、フロント、リアともに225/40R18、としている。


《森脇稔》

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