水素タンク搭載の電動草刈り機プロトタイプを開発…燃料電池で8時間稼働可能

燃料電池駆動の電動草刈り機プロトタイプ
燃料電池駆動の電動草刈り機プロトタイプ全 2 枚

移動ロボット製造・販売のユニックは、燃料電池駆動オール電動ラジコン草刈り機のプロトタイプを開発したと発表した。

【画像全2枚】

同社は傾斜地に強い電動草刈り機「ユニモワーズ」を販売しているが、作業時間を延ばすため動力源には高エネルギー密度のリチウムイオンバッテリーを採用している。しかし、中山間地域などでの作業で電池の充電環境がない、太陽光発電所、果樹園、農場など広いエリアで長時間の連続作業に対応できないなど、バッテリ駆動での課題も多い。

この解決手段として同社は、交換が容易なカートリッジ式水素タンクと燃料電池を組み合わせた燃料電池システムを動力源とした草刈り機の商品化を目指し、プロトタイプを開発した。開発にあたってはネクスティ エレクトロニクス(燃料電池)、JFEコンテイナー(水素タンク)が協力。現在は2.8リットル高圧水素タンク2個を搭載して実証試験中だが、商品化にあたっては6.8リットルタンク2個を搭載し、8時間の作業能力を確保する予定だ。

同社はプロトタイプにて、作業能力の検証と向上を進め、商品化に向けた課題の明確化と解決を目指す。また、電動クローラー駆動移動ロボット「ユニボ」を用いた作業ロボットにも燃料電池システムを搭載し、バッテリ充電環境のない中山間地域、災害時の作業、運搬ロボット用途での採用も検討する予定だ。

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《高木啓》

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