カワサキモータースは、『KLX230』『KLX230S』について、サイズの異なるフロントブレーキディスクが組付けられているおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは、2019年8月29日~2022年2月14日に製造された1480台。
対象車両はフロントブレーキにおいて、組立時の部品管理が不十分なため、寸法の異なるブレーキディスクが組付けられているおそれがある。その場合、協定規則第78号の技術的な要件(制動装置試験の基準)に適合せず、安全に減速できないおそれがある。
改善措置として、全車両、フロントのブレーキディスクを点検し、異品である場合はブレーキディスクを正規品に交換するとともに、ブレーキパッドも交換する。
不具合は1件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。