子どもの熱中症事故防止へ、置き去り検知センサーを日本市場導入…三洋貿易

バス用子ども置き去り検知センサー VitaSense(バイタセンス)
バス用子ども置き去り検知センサー VitaSense(バイタセンス)全 2 枚

三洋貿易は、子どもの熱中症事故防止のため、ルクセンブルク・IEE社製の置き去り防止センサーを日本市場に導入。2027年までに年間30万台搭載を目指し、車載センサー事業の拡大を図る。

[画像:乗用車用子ども置き去り検知センサー LiDAS(ライダス)]

猛暑日が増える近年、自動車内に取り残された子どもが熱中症で亡くなる事故が継続的に発生している。「少しくらいなら大丈夫」という保護者の意識不足に加え、育児の負担増加により、意図せず子どもを車内に置き去りにしてしまうケースもあるという。欧米では事故を未然に防ぐ子ども置き去り検知センサーの導入検討が進み、ユーロNCAPでは2023年より自動車の安全性評価の項目として、子どもの置き去りを防止する措置が追加される。

日本市場に導入するのは、IEE社が開発した世界初のミリ波レーダーによる子ども置き去り検知センサー「VitaSense(バイタセンス)」と「LiDAS(ライダス)」の2製品。バイタセンスは乗用車用のレーダーセンサー。60GHz帯を使用することで体格や顔の検知はせずプライバシーを保護しながらも、毛布の下にいる新生児の呼吸を検知できる精度を持つ。ユーロNCAPのプロトコルに準拠し、2021年には米国FCC認証を世界で初めて取得した。バス用のレーダーセンサーのライダスは、既存のバスに後付け可能。米国ではスクールバスへの搭載が進んでいる。

ライダスは2023年、バイタセンスは2025年からの納入開始を目指し、2027年までにバイタセンスを年間30万台、ライダスを年間2000台搭載することを目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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