業界初“ワイヤレスミラーリング”に対応!ケンウッド『彩速ナビ-TYPE M-』が凄かった

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業界初の“ワイヤレスミラーリング”に対応!ケンウッド『彩速ナビ-TYPE M-』が凄かった
業界初の“ワイヤレスミラーリング”に対応!ケンウッド『彩速ナビ-TYPE M-』が凄かった全 32 枚

「彩速」の名前の通り、優れた画質と操作性が高く評価されているケンウッドのカーナビ「彩速ナビ」のフラッグシップである「TYPE M」シリーズの2022年モデルが発表された。

2021年モデルもかなりのものだったところ、2022年モデルには待望の新機能が新たに加わった。業界で初めて、ワイヤレスミラーリングを実現したというから聞き捨てならない。

Android端末の大半が搭載しているワイヤレスミラーリングに対応

ナビとスマホが接続された状態で、スマホの音声認識も利用できるナビとスマホが接続された状態で、スマホの音声認識も利用できる

カーナビというのは、Wi-Fiがなくても機能的には問題ないものだから、これまでは動画コンテンツ等の再生は有線で接続することが前提とされてきた。ところが「TYPE M」シリーズには、ついにWi-Fiが搭載されたのだ。これまでもiPhoneユーザーならHDMIでミラーリングを使うことができたのに対し、そもそもAndroidユーザーはHDMIに対応する端末の選択肢からして限られていた。ただし、最近のAndroid端末はミラーリング機能のワイヤレス接続に対応している製品は多い。

今回、カーナビ側がワイヤレスミラーリングに対応したことで、Wi-Fi接続により車内で動画コンテンツを手軽に楽しめるようになったというのは大歓迎。リアシートに乗った人の端末に入っている動画コンテンツだって、わざわざケーブルをつながなくてもカーナビの大きな画面に映し出してみんなで観られるようになったわけだ。

接続すれば端末の画面と同じようにカーナビ本体の画面を操作*して情報を表示させたり機能を選択したりできるので、YouTubeだってこのとおり。マイクボタンを押して音声の発話*で検索して、好みのコンテンツを選んで再生して楽しむことができる。これまで通り、9V型には1万円あまりの価格差で、写真のフローティングモデルとインダッシュモデルが用意されているのもケンウッドならではである。

*ワイヤレスミラーリングは映像再生側のAndroidスマートフォンなどが対応していることが必要です。また接続する機器によっては再生や操作ができないことがあります。

エンタメ機能の充実はもちろん、カーナビとしての性能も当然ながらの高性能!

さっそく搭載したデモカーで、しばしドライブしてみて、従来からの機能がいかに優れているかをあらためて確認するとともに、新しい機能がいかに便利かを実感できて、感心の連続だったことを、あらかじめお伝えしておこう。

ルート検索は5ルートを素早く表示してくれるルート検索は5ルートを素早く表示してくれる

目的地を音声で発話すると、いくつかの候補がピンで表示されて地図上におりてくるのもわかりやすくてよい。これまでどおり、マイルートアジャスターによりどのようなルートを走りたいのかを優先して選べたり、曲がる手前にどれぐらい先で曲がればよいかを直感的に伝えてくれる「ここです案内」も実に重宝する。

右左折表示は距離とグラフで非常に分かりやすく示してくれる右左折表示は距離とグラフで非常に分かりやすく示してくれる

2021年モデルで採用した、3D地図の俯角を1度単位で調整できる「3Dスライダー」の機能についても、やはりよいものだと再確認した。個人的には、3D表示のほうがリアルで見た目にも新鮮味があると感じていた反面、旧来からの地図で慣れ親しんだ2D表示のほうが自車位置や距離の感覚がつかみやすいので、2D表示を使うことのほうが多かったのだが、TYPE Mなら任意で状況に合わせて角度を調整できるのがありがたい。しかも、こうした角度を変えるような機能を使うとよく文字が崩れてしまいがちなところ、明瞭な状態を維持しているのはたいしたものだ。

地図の移動や拡大・縮小も非常にスムーズな動きを見せる地図の移動や拡大・縮小も非常にスムーズな動きを見せる

すでに2019年モデルより採用している高精細HDパネルによる「新・HD描画マップ」キレイで見やすい地図表示にも、さすがというほかない。レスポンスがよくてぬるぬるとスムーズに動くという理想的な見せ方を実現している。さらに2022年モデルでは、公園や病院などの地図アイコンのデザインが変更されて、より直感的でわかりやすくなったのも歓迎だ。

高画質リアモニターやハイレゾ対応スピーカーを装着すればエンタメ性能は格段に上がる高画質リアモニターやハイレゾ対応スピーカーを装着すればエンタメ性能は格段に上がる

加えて2022年モデルは、エンタメ機能も進化している。スマートフォンとBlutoothテザリングで接続することで、再生中のCDのアルバムジャケットや曲名などの情報が表示される機能が追加されている。デジタル音源全盛とはいえ、まだまだ多くいるCDリスナーにはうれしい機能だ。

ドライブレコーダーとの連携も当然アリ!
流行のデジタルルームミラー型か高画質2カメラタイプをチョイス可能

TYPE Mと連動するデジタルルームミラー型ドライブレコーダー『DRV-EMN5700』TYPE Mと連動するデジタルルームミラー型ドライブレコーダー『DRV-EMN5700』

さらに2022年モデルでは、ドライブレコーダーとの連携も強化されたことにも注目だ。夏以降の発売が予定されているデジタルルームミラー型ドライブレコーダーの「DRV-EMN5700」や、同時発表のナビ連携型2カメラドライブレコーダーの「DRV-MN970」と、HDの高画質で連携できるようになったのだ。

ルームミラー型のDRV-EMN5700は本体で記録映像を再生することもできるのだが、カーナビの大きな画面に映したほうが見やすいのはもちろんのこと。撮影した映像とともに記録されている高精度な位置情報により、映像を再生しながら撮影位置を地図上に連動させることもできる。

新製品の2カメラドライブレコーダー『DRV-MN970』: フロントカメラ新製品の2カメラドライブレコーダー『DRV-MN970』: フロントカメラ

本体にディスプレイが搭載されていないDRV-MN970も、このように車両の前後に配したカメラが捉えたリアルタイム映像をナビゲーション画面上で地図と同時に映し出すという使い方もできる。ワンタッチで前後を切り替えたり、2倍/4倍に拡大表示したりと、ナビ連携型だからこそできる操作感で使えるのも強みだ。

このように、新しい機能がさらに充実し連携が図られたことで、エンタメをもっと気軽に楽しめるようになり、安心してドライブできるようになったのはありがたいかぎり。ケンウッドが誇る彩速ナビのフラッグシップが、またしてもいちはやく次の領域へと進化をとげたことを歓迎したい。

ケンウッド ”彩速ナビ”「TYPE M」2022年モデルの詳細はこちら

《岡本幸一郎》

岡本幸一郎

1968年、富山県生まれ。学習院大学を卒業後、自動車情報映像の制作や自動車専門誌の編集に携わったのち、フリーランスのモータージャーナリストとして活動。幅広く市販車の最新事情を網羅するとともに、これまでプライベートでもスポーツカーと高級セダンを中心に25台の愛車を乗り継いできた経験を活かし、ユーザー目線に立った視点をモットーに多方面に鋭意執筆中。日本自動車ジャーナリスト協会会員。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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