BMWの電動SUV『iX』、頂点「M60」は619馬力…グッドウッド2022出展予定

BMW史上最強の112.2kgmの最大トルク

前面空気抵抗を示すCd値は0.26

BMWカーブドディスプレイと六角形ステアリングホイール

BMW iX M60
BMW iX M60全 10 枚

BMWは、6月23日に英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に、新世代EVのBMW『iX』の高性能な「M」モデル「iX M60」を出展する。

写真:BMW iX M60

◆BMW史上最強の112.2kgmの最大トルク

iXには、第5世代の「BMW eDrive」テクノロジーが採用されており、モーターはフロントアクスルとリアアクスルに搭載された。iX M60の場合、ツインモーターは最大出力540hp(10秒間に限って619hpにブーストが可能)、最大トルク102kgmを引き出す。「xDrive50」グレードの最大出力523hp、最大トルク78kgmに対して、パワーは96hp、トルクは24kgm強化された。

「スポーツモード」では最大トルクが103.5kgmに、「ローンチコントロール」作動時には、最大トルクが112.2kgmに引き上げられる。BMW史上、最強のトルクを発揮するiX M60は、0~100km/h加速を3.8秒で駆け抜ける。xDrive50グレードの4.6秒に対して、0.8秒速い。また、最高速は250km/h(リミッター作動)とした。xDrive50グレードの最高速200km/hに対して、50km/h上乗せされている。

バッテリーの蓄電容量は、105.2kWh。1回の充電での航続(WLTPサイクル)は、最大575kmとなる。新しい充電技術により、高い充電出力でDC(直流)急速充電できる。iX M60は最大出力200kWで急速充電でき、およそ35分でバッテリー容量の80%を充電することが可能だ。10分の急速充電では、最大で150km走行分のバッテリー容量を充電できる。

◆前面空気抵抗を示すCd値は0.26

BMW iX M60BMW iX M60

Mモデルらしいスポーティな内外装が採用される。スポーツブレーキシステムのブレーキキャリパーは青く塗られ、Mのロゴをあしらう。「BMWインディビジュアル」のチタンブロンズエクステリアラインを装備した。フロントサイドパネルとリアのハイグロスブラック/チタンブロンズ仕上げのMのロゴは、クリア仕上げ。専用のチタンブロンズデザインを採用した22インチのエアロホイールが、オプションで選択できる。

インテリアは、シート一体のヘッドレストを備えたマルチファンクションシート、大型のBMWカーブドディスプレイ、六角形のステアリングホイール、アンスラサイトのルーフライナーを装備した。インフォメーションディスプレイの左側には、Mのロゴが表示される。オプションのスイートインテリアでは、ナチュラルレザーシートをはじめ、インストルメントパネル、センターコンソール、ドアトリム、コントロールがゴールドブロンズで仕上げられる。

アルミスペースフレーム構造とカーボンケージによるインテリジェントな軽量設計と、最適化されたエアロダイナミクスが、効率を高め航続を延ばすことを可能にしたという。前後とアンダーフロア、ホイールにターゲットを絞ったエアロダイナミクス対策により、前面空気抵抗を示すCd値は0.26を達成する。

◆BMWカーブドディスプレイと六角形ステアリングホイール

BMW iX M60BMW iX M60

BMWカーブドディスプレイは、12.3インチのインフォメーションディスプレイと、1ピースでフレームレスガラス仕上げの14.9インチのコントロールディスプレイによって、フルデジタルスクリーンを構成する。

また、iXは、BMWグループで六角形のステアリングホイールを装備した初の量産車だ。サーキットにインスピレーションを受けた輪郭によって、アクセスのしやすさが向上し、インフォメーションディスプレイが見やすくなるという。

最新世代の「iDrive」ディスプレイと制御システムは、「BMWオペレーティングシステム8」がベース。BMWカーブドディスプレイのタッチ機能と、「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」の音声通信機能を重視して設計されている。リモートソフトウェアアップグレードは、新しい機能を無線でインストールすることができる。クラウドベースの「BMWマップス」とコントロールディスプレイのAR(拡張現実)ナビゲーションにより、高速で正確なルート案内を可能にしている。


《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロミニ』を北米投入か? 「ベイビー・パジェロ」は新たな武器になる!
  2. ブラバス、創業者の夢を実現した1000馬力V12グランツーリスモ「BODO」発表…最高速360km/h
  3. トヨタ『bZ4X』など4車種4808台にリコール…走行不能となるおそれ
  4. 『GT-R』生産終了記念、「NISSAN GT-R BE@RBRICK 100% & 400%」…ミッドナイトパープルの限定デザインで7月2日発売
  5. 東京都心:大手町・丸の内・有楽町に自動運転バス 6月23日運行開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. LFPは規制面でも優位へ。2036年に向けた日本勢の針路…KPMGコンサルティング 轟木光氏[インタビュー]
  2. 車載カメラで心拍数を遠隔監視、ドライバー監視システムの新機能を発表…スマートアイ
  3. タイヤは「管理する時代」へ…ダンロップが提案するフリート運用の新常識
  4. 日立製作所、製造業向けAIエージェント「品質ナレッジシステム」開発…トラブル対応事例の検索時間を約9割削減
  5. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
ランキングをもっと見る