本州3社間や四国、九州に跨るJR普通回数券が発売終了 9月30日

在来線では唯一、JR東日本とJR西日本との境界駅となっている南小谷駅。
在来線では唯一、JR東日本とJR西日本との境界駅となっている南小谷駅。全 1 枚

JR西日本は6月29日、JR東日本、JR東海、JR四国、JR九州に跨る普通回数乗車券の発売を9月30日限りで終了すると発表した。

普通回数乗車券は営業キロ200km以内の範囲が発売されるため、在来線の場合、JR東日本跨りでは南小谷駅(長野県小谷村)を挟んだ大糸線を含む区間、JR東海跨りでは猪谷駅(富山県富山市)を挟んだ高山本線、米原駅(滋賀県米原市)を挟んだ東海道本線、亀山駅(三重県亀山市)を挟んだ関西本線、新宮駅(和歌山県新宮市)を挟んだ紀勢本線を含む区間、JR四国跨りでは児島駅(岡山県倉敷市)を挟んだ本四備讃線(瀬戸大橋線)を含む区間、JR九州跨りでは下関駅(山口県下関市)を挟んだ山陽本線を含む区間などが対象となる。

JR東日本、JR東海、JR四国、JR九州側も同様の発表をしており、JR東日本~JR東海間のものも発売終了が6月10日にアナウンスされていることから、JR北海道を除いてJR他社跨りの普通回数乗車券はすべて消えることになる。

ただし、これまでの発表と同様、身障者用と知的障害者用、通学用の割引回数乗車券は今後も発売され、10月1日以降も有効期間まで利用できる。


《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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