信頼性重視のモバイルバッテリー、日産 リーフ と同じ電池…地域防災EXPO

アタッシュケースのような形状になっている。
アタッシュケースのような形状になっている。全 6 枚

6月29日から7月1日まで東京ビッグサイトで開催されている地域防災EXPO(自治体・公共Week 2022)。株式会社モリタのブースでは、大容量で大きな出力にも対応した可搬式電源装置が展示されていた。

『可搬式電源装置With-e』と名付けられたモバイルバッテリーは、3.1kWhの大容量と2.1kVA(瞬間最大出力3.9kVA)と非常に大きな出力に対応した製品。蓄電容量が3.1kWhと言われてもピンと来ない方にわかりやすい使用時間の例を挙げると、ノートPC(30W)なら約82時間、スマートフォンの充電なら約190回、ヘアドライヤーなら約2時間使用できるほどの容量。出力についても、850Wの炊飯器と、1250Wのポットを同時使用できるほど高出力に対応している。IPX3相当の防水性能を有し、充電は家庭用コンセントから行え、使い切った状態から満充電まで約3時間で可能とのこと。重量が約34kgあるため、オプションで2Wayフォールディングハンドトラックも用意されている。

アタッシュケースのような形状になっている。アタッシュケースのような形状になっている。

担当者の方にお話をお伺いしたところ、モバイルバッテリーの場合、給電時に騒音や排ガスが出ないことも利点で、エンジン型の発電機が使用できない室内や、避難所などでの仕様にも適している。また本体に内蔵されているリチウムイオン電池は日産リーフと同じものが使用されているそうで、信頼性が高く安心して使用できる。高出力に対応している製品ということで、ハンマドリルやディスクグラインダ、高圧洗浄機など起動電力が約1400W近いものにも対応できるのが利点だ。

《関口敬文》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る