JR九州は6月30日、九州1周の観光列車『36ぷらす3』で月曜日に運行している「金の路」コースを10月3日にリニューアルすると発表した。
9月23日に西九州新幹線武雄温泉~長崎間が開業することにより、並行在来線となる長崎本線江北(現・肥前山口)~諫早間が上下分離方式による運行へ移行されるため、現在、博多~長崎間を長崎本線経由で運行している「金の路」コースがルート変更される。

新たなルートは佐世保線を経由する博多~佐世保間となり、佐世保行きでは現行の「金の路」コースでおもてなし駅となっている肥前浜駅(佐賀県鹿島市)に立ち寄るコースも加わる。

このほか、佐世保線上有田駅(佐賀県有田町)がおもてなし駅に加わり、復路の博多行きでは乗降可能駅が増やされる。

一方、7月1日にはリニューアルされたキハ47が西九州新幹線開業時に投入されることも発表されており、上下分離区間を含む江北~長崎・早岐間で運用される。