トヨタの米国電動車販売11%減、RAV4ハイブリッド は65%増 2022年上半期

トヨタ RAV4 ハイブリッド (北米仕様)
トヨタ RAV4 ハイブリッド (北米仕様)全 9 枚

トヨタ自動車(Toyota)の米国部門は7月1日、2022年上半期(1~6月)の米国におけるトヨタブランドの電動車(ハイブリッド車やPHVなど)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は24万1571台。前年同期比は11.6%減だった。

写真:トヨタの米国主要電動車

乗用車系のハイブリッド車では、『カムリ』が2万0468台を販売した。前年同期比は7.4%減と落ち込む。『カローラ』は、8.3%増の1万8065台と好調。『プリウス』は25.3%減の1万4861台と後退した。大型セダンの『アバロン』は、47.7%減の2460台にとどまった。

また、燃料電池車の『ミライ』は1358台を販売した。前年同期に対して、15%減と後退している。

SUVのハイブリッドでは、主力の『RAV4』が8万6803台を販売した。前年同期比は65.5%増と伸びる。PHVの『RAV4プライム』は、5.0%増の1万0153台と堅調。中型SUVの『ハイランダー』のハイブリッドは、19.5%減の2万7809台にとどまった。

また、トヨタ『ハリアー』の米国仕様の『ヴェンザ』は、前年同期比47.9%減の1万8666台。ミニバンの『シエナ』は39.5%減の3万4391台と、ハイブリッド専用の2車種はともに落ち込んだ。

2021年の米国におけるトヨタブランドの電動車(ハイブリッド車やPHVなど)の新車販売台数は新記録となる52万8323台。前年比は80.6%増と伸びている。


《森脇稔》

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