DS 7クロスバック 改良新型、新マスクでリフレッシュ…欧州で受注開始

大型化されたグリルと新デザインのデイタイムランニングライト

新しい「OPERA」インテリア

「DSパフォーマンスライン」仕様をラインナップ

DS 7 改良新型
DS 7 改良新型全 10 枚

DSは7月12日、改良新型『DS 7クロスバック』(DS 7 CROSSBACK)の受注を欧州で開始した。フランス本国でのベース価格は、4万4700ユーロ(約615万円)と発表されている。

DSブランドの最上位SUVが、DS 7クロスバックだ。2017年のデビュー以来、初の大幅改良を受けた。大幅改良を機に、車名は『DS7』に変更されている。

◆大型化されたグリルと新デザインのデイタイムランニングライト

DS 7 改良新型DS 7 改良新型

改良新型は、フロントマスクを変更した。大型化されたグリルや新デザインのデイタイムランニングライト「DS LIGHT VEIL」が新しい。ヘッドライトには、「DSピクセルLED」の最新バージョン「3.0」を採用する。

レンズの内部を渦巻きデザインとしたLEDテールランプも新しい。このLEDテールランプは、ダークメタリック仕上げとした。トランクリッドとエンブレムは、よりシャープなラインに変更された。従来の「CROSSBACK」に代えて、「DS AUTOMOBILES」のロゴが配され、視覚的に引き伸ばされたリアデザインを強調している。

アルミホイールも新デザインとした。インサートを備えた新しい19インチの「EDINBURGH」と「SILVERSTONE」ホイールは、エアロダイナミクス性能を向上させると同時に、新デザインによって大径に見える効果を発揮するという。

◆新しい「OPERA」インテリア

DS 7 改良新型DS 7 改良新型

DSならではの「OPERA」インテリアは、バサルトブラックとパールグレーの2色のナッパレザーが選択できる。ナッパレザートリムには、ドレープ効果のある新しい仕上げがダッシュボードとドアパネルに施された。縫い目や継ぎ目がなく、天然レザーのような感触と見た目を実現するという。DS LIGHT VEILのシグネチャーを彷彿とさせるラインをエンボス加工することで、レザーの品質をさらに向上させている。

インテリアの細部へのこだわりは、新しいホワイトとゼファーの内装色に施されるパールステッチや、レザーで覆われたエアバッグを備えたフルグレインレザーのステアリングホイール、DSならではの「Clous de Paris」エンボスインサートにも表現している。パールグレーの内装色で初めて、ウォッチストラップパターンが選択できるようになった。

内装色には、「RIVOLI」ブラックと呼ばれる新色を導入した。より目立つクローディアレザー仕様と組み合わせたステッチパッドトリムを持つRIVOLIインテリアも用意している。

◆「DSパフォーマンスライン」仕様をラインナップ

「DSパフォーマンスライン」仕様をラインナップする。標準仕様では、クロームのDSウィングとリアガーニッシュを、DSパフォーマンスラインはマットブラックに仕上げに変更する。フロントグリルのひし形の格子やルーフレールは、ツヤを出したブラックで仕上げた。ディテールを黒で統一しつつも、さまざまなツヤ感、素材感、質感を使い分けることで、豊かな表情を生み出すことを狙う。

アートフィニッシュレザーで覆われたダッシュボード、センターコンソール、ドアトリムは、アルカンターラで仕上げる。さらに、カーマインレッドとゴールドのステッチをアクセントに配した。DSならではのオリジナリティを表現したダイヤモンドパターンのアルカンターラのシートステッチ、スポーティなパーフォレーテッド加工のDシェイプステアリングホイールも装備した。

パフォーマンスライン専用のフロアマットやフロントドアステップガードも採用した。専用の19インチホイールには、235/50R19サイズのタイヤを組み合わせる。この19インチアルミホイールは、切削加工による輝きが強調された。また、センターキャップには、カーマインレッドがアクセントにあしらわれている。


《森脇稔》

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