【トヨタ クラウン 新型】ドライバー必見! 新型はパトカーになれるのか?

ドライバー必見! 新クラウンはパトカーになれるのか?
ドライバー必見! 新クラウンはパトカーになれるのか?全 13 枚

新型トヨタ『クラウン』が発表されたが、これまでのクラウンとは大きく異なり、クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステートの4車形をラインアップ。そのいずれかはきっとパトカーに採用されるに違いない。そして、先代がパトカーになかなか登場しなかった理由もあるのだ。

[写真:新型トヨタ・クラウン(クロスオーバー)]

◆4タイプが登場する、新型クラウン

4モデルの最初に発売されるクロスオーバー4モデルの最初に発売されるクロスオーバー

クラウンといえば日本を代表とする高級セダン。トヨタの最上級セダンであり続けたが、レクサスブランドが登場したことで言ってみれば似たような高級セダンが複数登場。そして『アルファード』&『ヴェルファイア』は高級ミニバンというカテゴリーを作り上げ、セダンのみとなったクラウンは影が薄くなっていた。

そこで今回豊田章男社長の号令のもと新たなクラウンが開発された。以前、クラウンがセダンではなくなるというウワサもあったが、結果としてセダンも登場する。しかし、まずは「クロスオーバー」が発売されることになった。この「クロスオーバー」はセダンとSUVを足したようなフォルム。それだけでも度肝を抜いたが、他にもSUVフォルムのハッチバック「スポーツ」とワゴンとSUVが融合したような「エステート」が登場。そして「セダン」も出るというのである。

◆15代目がなかなかパトカーになれなかったわけ

まだ現行である15代目クラウンはラゲッジ容量が430Lで要件を最初は満たしていなかった模様まだ現行である15代目クラウンはラゲッジ容量が430Lで要件を最初は満たしていなかった模様

クラウンと言えば成功の証であり「いつかはクラウン」と高度経済成長のなか目標とされたクルマでもある。しかし、身近にも存在するし、パトカーのクラウンとなれば良い気分ではなく後部座席に座ったこともあるのではないだろうか。そう、パトカーの代表的な車種であるのもまたクラウンなのだ。

なんでクラウンなのかというと、ルールがあるからだという。その詳細な理由は不明だが、4ドアセダンで5名乗車、トランクが大きくてとか、いろいろパトカーの採用基準があり、それに合致する車種となるとクラウンとか日産『セドリック』、スバル『レガシィ』に行き着くというわけ。

メーカーサイトでも大きく『容量450L』がアピールされている。パトカー化への布石なのか?メーカーサイトでも大きく『容量450L』がアピールされている。パトカー化への布石なのか?

そして、実は従来型クラウンは当初パトカーには不採用だった。どうもその理由はトランクルームにあるという。パトカーとしての規定ではトランクルームが450Lの容量が必要で、なんと先代クラウンは430L程度でそれに満たなかったのだという。途中から計測方式が変わったとか、いろいろな理由で採用されるようになったそうだが、トランク容量が理由で採用されていなかったらしい。

たしかにパトカーともなると、機材などさまざまなものを積まなければならない事情はあるだろう。そこでトランクサイズの規定があるのだろうが、そもそもセダンじゃなくてもいいのではないだろうか。そのフォルムも運動性能など、さまざまな要素からセダンに限っているのだろうが、今やSUVやミニバンでも十分な運動性はある。そういった車種でもいいのではないかと思ってしまう。

◆パトカーとしての動力性能は十分!
顔をしっかり記憶して“もしも”に備えよう

座り心地は良いけれど、パトカーなら座りたくない席である座り心地は良いけれど、パトカーなら座りたくない席である

そうなると、今回の新型クラウン・クロスオーバーの採用もアリではないだろうか。メーカーサイトを見ると『ラゲージ容量450L』とハッキリ主張しているし、後部座席の広さも文句なし。そして、なによりセダンよりも座席が高いので乗り降りがしやすい。パトカーの後部座席に乗るというと、筆者含め多くの場合は交通取締りに合った場合がほとんどのような気がする。決して座りたいものではないが、クロスオーバーならちょっと乗り降りはしやすそうである。

4モデルの最初に発売されるクロスオーバー4モデルの最初に発売されるクロスオーバー

また、交通事故など起きたときに後続に知らせるためにパトランプの位置が高くなるパトカーもある。これもそもそも背の高いクルマにすれば、そんな機構いらないのではないだろうかと思ってしまう。そういう意味ではクラウン・スポーツやエステートが採用されるのもアリなのでは!? とも思える。

動力性能はもちろん要件に対して十分。街と交通安全を守るために活躍してくれるはず動力性能はもちろん要件に対して十分。街と交通安全を守るために活躍してくれるはず

新型はボディに関わらず、基本的に全車AWDでフロントにターボもしくはNAのエンジンが乗ってタイヤを駆動、リアはモーターが装備される。これまでは2WDと4WDが混在していたので、より雪道やスリップしやすい路面でも新型クラウンがパトカーになればかなり心強い存在になる。そんなタフさがあるとなれば、やはりクラウンはパトカーによく似合う。さまざまなボディタイプのクラウンパトカーの登場も見てみたい。

《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

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