キャンピングカー市場規模は過去最高に…防災・テレワーク需要など取り込む

キャンピングカー白書2022
キャンピングカー白書2022全 6 枚

日本RV協会(JRVA)は、全国のキャンピングカーユーザーや業界の動向などを取りまとめたレポート、『キャンピングカー白書』の2022年度版を発表した。

近年のアウトドアブームに加え、防災用途やテレワーク用途などの需要が増加したことで、キャンピングカー市場は拡大を続けている。JRVAによれば、昨年度のキャンピングカー販売売上合計額は、新車・中古車を合わせて過去最高に達したという。特に成長が著しいのは8ナンバーのキャンピングカーで、シンクや調理器具など装備の整った車両が、感染症対策や防災対策として人気を集めていると考えられる。

キャンピングカー白書2022 ユーザー関心度(装備)キャンピングカー白書2022 ユーザー関心度(装備)

また、JRVAがユーザーに対し、キャンピングカーの装備品について調査を行ったところ、電源システムに関心を寄せているユーザーが多いことが分かった。電源システムには発電機やソーラーパネル、電流を変換するインバーターなどが含まれる。テレワークをはじめ、様々なシチュエーションにおいて、車内で電化製品を使うケースが増えてきているようだ。

キャンピングカー白書の詳報は、書籍としてJRVA事務局が発売する。

なお、東京キャンピングカーショーが7月23~24日に東京ビッグサイトで、北海道キャンピングカー&アウトドアショーが30~31日にアクセスサッポロで開催予定だ。


《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  2. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  3. その“黄色い枠”も隠せます! 必見のナンバーフレーム最新アイテム5選[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  5. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る