世界最大規模の国際自動車産業見本市「アウトメカニカ フランクフルト 2022」開催へ…9月13日~17日

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自動車業界の新たな潮流「CASE」はアフターマーケットにも変革をもたらしている。EVや自動運転技術の発展に伴い、自動車のメンテナンスやリペアが大きく変化している中、大きな注目を集めているのが9月13日~17日に開催される「アウトメカニカ フランクフルト2022」だ。

同展示会は自動車アフターマーケットの国際見本市の一大ブランドで、世界14都市で開催されている。既に70を超える国・地域から2,600強の企業が出展を決定しており、自動車産業のロジスティクスをはじめ、サステナビリティやトレーニング・訓練、専門能力開発、採用活動など幅広い分野でイノベーションをもたらすテクノロジーやソリューションが披露される。

アフターマーケットの最新トレンドを紹介

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2年に一度、世界中から自動車部品メーカー、自動車販売業者、商社などが集まる本展示会では、自動車アフターマーケットにおける電動化、コネクティビティ、自動運転、整備工場やカーディーラー向けのデジタルソリューションなどを紹介する。

会場ではテーマごとに「アクセサリー&カスタム」、「ボディ&ペイント」、「カーウォッシュ&ケア」、「ダイアグノーシス&リペア」、「ディーラー&整備工場管理」、「パーツ&コンポーネント」、「エレクトロニクス&コネクティビティ」「クラッシックカー」の計8つのエリアに分けて出展企業各社がブースを展開。主な出展企業は、モデューラ、BASFコーティング、シェフラー、ロバートボッシュ、ヘラー、コンチネンタル アフターマーケット、NTN-SNR、ZKF(車体車両技術中央連合)、AVW イクイップメント、ソフト99など、ドイツ国内のみならず世界各国、幅広い分野の企業が出展する。

アウトメカニカ フランクフルトのディレクターであるオラフ・ムースホフ氏は「対面で直接商談を行い、新製品やライブプレゼンテーションを間近に体験できる待ちに待った機会です。この機会のために私たちは、新たなフォーマットを作り、本開催にトレンドトピックを盛り込みました」と語る。

未来の技術を体感できるイベントを多数展開

Training and developmentTraining and development

特別企画「Future Mobility Workshop 4.0」では、未来の技術やビジネスモデルを紹介する。診断・車両受付をはじめ、デジタル カスタマー コミュニケーション、デジタル サービスなど10のテーマでクラシックカー販売店の構造がリアルかつ実用的に描かれ、来場者は販売とアフターセールスにおける顧客プロセスに沿って、革新的なテクノロジーを体験することができるという内容だ。このほか、「Innovation4Mobility」という名の特別展示エリアでは、コネクティッドカーおよびクライメイト・ニュートラル(気候中立)なモビリティーのための先駆的なソリューションを紹介する。

アウトメカニカ アカデミーアウトメカニカ アカデミー

国際ボディショップ産業シンポジウム(International Bodyshop Industry Symposiums<IBIS>)では、9月13日に「変化を続けるボディリペアの状況をグローバルな視点で捉える」と題したパネルディスカッションを開催する。ハイライトは9月16日に行われる「第2回ボディ&ペイント・コンテスト」の表彰式。本コンテストには国際的なペインターが参加し、今回のテーマ「モビリティの変遷(Mobility in transition)」に沿ったボンネットをデザインするという。

前回開催の様子前回開催の様子

もう1つのハイライトは、過去最多の製品がノミネートされている「アウトメカニカ・イノベーション・アワード」を受賞した製品の紹介。本開催では、自動車のサプライチェーン マネージメントに焦点を当てたフォーラムも予定している。

アウトメカニカが新設Talents4AA協会に参加

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アフターマーケット業界では自動車整備士をはじめ、IT専門家や電気系技術者といった新たな分野においても人材不足が深刻化している。この課題を解決するために、企業12社が今年3月に立ち上げたのが「Talents4AA」だ。アウトメカニカは同協会のメンバーとして、このテーマを本展示会のアジェンダ最重要項目のひとつとして打ち出している。

そこで、アウトメカニカでは、トレーニング、専門能力開発、採用活動をトップアジェンダのひとつに掲げ、学生や新規参入者のための特別イベントやプロ向けの事故修理管理のワークショップ、トレーニングを実施する。会期中に開催される事故修繕管理に関する実用的ワークショップは、英語とドイツ語の双方で開催される。さらに、学生や卒業生が見本市の場で様々な職種の職種訓練を垣間見ることができる学校を対象とした特別プログラムも用意しているという。

Training and developmentTraining and development

このようなトレーニングを通して、若者をはじめとしたあらゆる年齢層の才能ある人材を自動車アフターマーケットに惹きつけ、業界内の課題につなげる方針だ。

次の時代を見据えた「リマニュファクチャリング」にも注目

RemanufacturingRemanufacturing

さらに、アフターマーケット市場のトレンドとなっているのが「リマニュファクチャリング」。リマニュファクチャリングとは、使用済み製品を回収し、分解洗浄などを経て新品同様の製品として販売することを指す。今年のアウトメカニカの特別開催では、International Automotive Parts Remanufacturers Association (APRA:国際自動車部品再製造協会)と協力し、リマニュファクチャリングについて取り上げる。前回に引き続き、来場者が最新のトレンドや技術と出会える「Remanufacturing Day(リマニュファクチャリングデー)」を9月14日に開催する予定だ。

イベントでは、専門家がリマニュファクチャリングと循環型経済の最新動向を紹介する。同テーマは展示ホールでも取り上げられ、同分野での製品やサービスを提供する出展者は、「リマニュファクチャリング」を示す特別な緑色のロゴで特定できる。

来場者は、実際の展示会場だけでなく、事前にアウトメカニカの公式サイト上の出展者検索で「Special interest」のフィルターで『Remanufacturing Competence』を選択すると、該当の出展者を調べることができるとのこと。

世界的に新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、各地で大型の展示会が再開されている中、世界最大規模の見本市であるアウトメカニカ フランクフルト2022の開催に向けて期待が高まっている。


メッセフランクフルトについて

メッセフランクフルトは、800年以上にわたり見本市会場として親しまれるドイツ・フランクフルト市に本社を構える世界最大級の国際見本市主催会社です。約40万平方メートルの見本市会場を自社で所有し、同社株の60%をフランクフルト市、40%をヘッセン州が保有しています。グループ全体で世界中に30の拠点と約2,300*人の従業員を有し、2019年の売上高は過去最高の7億3,600万ユーロを記録しましたが、新型コロナウイルスの影響を受けた2021年は約1億4,000万ユーロの売上高になる見込みです。コロナ禍の厳しい状況の中でも、グローバルネットワークを活かして各業界と密接な関係を保ち、顧客のビジネス拡大に貢献しています。また、新たなビジネスモデルとしてデジタル事業の構築にも注力しています。見本市主催事業以外にも会場の貸出、施工、マーケティング、スタッフサービスやケータリングなど、幅広いサービスを提供し、顧客のニーズに合わせてビジネスをサポートしています。より詳細な情報は公式ウェブサイトをご覧ください。*2021年暫定数値

メッセフランクフルト ジャパン 公式ページはこちら

《保知 明美》

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