月面を走るタイヤを開発へ、グッドイヤーが「アルテミス計画」に協力

月面探査車向けタイヤのイメージ
月面探査車向けタイヤのイメージ全 1 枚

ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーは、ロッキード・マーティンと共同で月面探査車のタイヤ開発に参画すると発表した。

グッドイヤーは53年前に人類初の月面着陸に成功したNASA(米航空宇宙局)のアポロ計画にタイヤ供給で協力した実績がある。この伝統を引き継ぎ、クレーターに覆われ、極端な温度差とともに地球上の6分の1の重力という厳しい条件下での走行を可能にするタイヤを開発する。

グッドイヤーはNASAとともに、月面探査車用のタイヤ設計技術を進歩させてきた。今回の民間企業によるチームは、月での持続的な滞在を目指す「アルテミス計画」に協力して、月面における商用車事業を世界で初めて確立することを目指している。グッドイヤーは月面横断に必要なタイヤに関する幅広い知識と技術を提供するとしている。

グッドイヤーは、マイクロモビリティ、自動運転シャトルや乗用車など向けのエアレスタイヤ技術を応用し、月面の厳しい条件下での走行を可能にするタイヤ開発に取り組む。ロッキード・マーティンとは既に月面土壌を想定したテストに着手している。


LEGO レゴ クリエイターエキスパート 10266 NASA アポロ11号 月着陸船
¥17,000
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る