相鉄・東急直通線の運賃に整備費用を転嫁…相鉄40円・東急70円、定期券では特例乗車も 2023年3月

相鉄新横浜線の運賃転嫁は羽沢横浜国大駅から新横浜駅までを含む場合が対象となる。2019年12月31日。
相鉄新横浜線の運賃転嫁は羽沢横浜国大駅から新横浜駅までを含む場合が対象となる。2019年12月31日。全 10 枚

相模鉄道(相鉄)と東急電鉄(東急)は8月9日、2023年3月に開業する予定となっている相鉄・東急直通線の一部区間について整備費用を運賃に転嫁する加算額の認可申請を行なったと発表した。

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相鉄・東急直通線は、西谷~羽沢横浜国大~新横浜間が「相鉄新横浜線」、新横浜~新綱島~日吉間が「東急新横浜線」と呼ばれており、運賃転嫁は相鉄線が羽沢横浜国大~新横浜間、東急線が新横浜~新綱島間を含む区間が対象となる。

加算額は相鉄新横浜線が大人普通運賃40円、通勤用定期運賃(大人1か月用)1520円、通学用定期運賃(大人1か月用)580円。東急新横浜線が大人普通運賃70円、通勤用定期運賃(大人1か月用)2620円、通学用定期運賃(大人1か月用)970円。

なお、東急では新綱島駅と東横線・綱島駅が非常に近接していることから、双方の駅から東横線・目黒線方面への運賃が同額となる設定がなされており、定期券については新綱島~日吉間または綱島~日吉間のいずれかを含む場合、新綱島駅、綱島駅双方で乗降ができる取扱いを行なうとしている。

また相鉄では、西谷~新横浜間を含む通勤用IC定期券を利用している場合、追加運賃なしで横浜駅での乗降が可能となるサービスを導入するとしている。

《佐藤正樹》

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